なんとなくわかったような気がしている「視覚文化」について理解を深めるための連続講座を開講します。
「視覚の文化地図」をテーマに、美術(浮世絵/日本画/洋画)、写真、マンガ、ポスター、装丁、テレビCMなどを題材に専門家が「視覚文化」を語ります。全8回。
是非お申し込みください。
2008年より10年以上にわたり開催してきました「京都 日本画新展」。京都ゆかりの若手作家たちが日本画を描くことを応援し、その活動の場を提供してきました。現在では本展に出品した多くの作家が多方面で活躍しています。今回も京都ならではの日本画展として「京都 日本画新展」を開催します。大賞、優秀賞、奨励賞受賞作をはじめ、推薦委員から推薦を受けた20~40歳代までの39作家の作品を一堂に展覧。あわせて推薦委員の新作等も発表します。
※作品は大賞 石橋志郎「Tone」
※美術館「えき」KYOTOでの展示は終了いたしました(2月8日)
日本美術史のほとんどすべての時代・分野を網羅する作品で構成される細見コレクション。
その中でも趣を異にしながらも圧倒的な人気を誇る「琳派」と「若冲」から選りすぐりの作品を展示。
あわせて豊かな表現力を持つ桃山陶芸 志野と織部を紹介します。
コレクターに愛された作品と対峙し、そのエネルギーを感じ取ってください。
※会期中展示替え有
前期:9月12日(土)~10月25日(日)
後期:10月27日(火)~12月20日(日)
1975年に誕生したキキ&ララ。ハローキティやマイメロディと並ぶサンリオを代表するキャラクターです。本展では貴重な原画展示を中心に、キキ&ララ誕生から成長の過程、更に作者自身の語る今後のキキ&ララの展望まで、従来のキャラクター展では見られない制作サイドの視点からキキ&ララの世界を掘り下げてお見せいたします。
「第36回京都新聞・滋賀書き初め展」の作品を募集・展示します。
極細の金箔を貼って文様を表す技法「截金(きりかね)」で人間国宝に認定された江里佐代子(えり・さよこ、1945―2007)。宇宙の輝きが詰まったような彼女の截金の世界を、夫で仏師の康慧(こうけい)、娘で截金師の朋子らによる作品とともに紹介します。
京都府内在住・在学の小中学生を対象に、新春恒例の「京都新聞書き初め展」の作品を募集します。ふるってご応募ください。
地域福祉の充実を願い、第11回クリスマスチャリティーコンサートを開催いたします。
京都市立芸術大学の若きソリストたちが、ヘンデル作曲の「メサイア」や、日本の冬の歌、馴染み深いクリスマスソングを歌いあげます。心を癒すあたたかい音楽を、ひとりでも家族でも、ぜひお楽しみください。(収益は京都新聞社会福祉事業団を通じて地域福祉の向上のため活用します)
明治40年に第1回文部省美術展覧会(略して文展)を礎とし、「帝展」「新文展」「日展」と名称を変えつつ、常に日本の美術界をリードし続けてきた日展。
当初は日本画、西洋画、彫刻の3部門でしたが、昭和2年に工芸美術が加わり、昭和23年に書も加わりました。
現在では、各部門において日本の美術界を代表する巨匠から、第一線で意欲的に活躍している中堅、新人を多数擁しており、世界にも類のない一大総合美術展として、全国の多くの美術ファンが関心を集めています。
京都国立博物館の敷地内に併設されている文化財保存修理所は指定文化財を安全に修理することを目的とし、1980年7月に公営修理施設として日本で初めて設置されました。本年の開所四十周年を記念し、近年修復された文化財のなかでも、特に注目の作品を紹介する特別企画展を開催します。
米朝一門を代表する落語家たちが、開館25周年を迎えた文化パルク城陽に笑いをお届けします。演目は当日のお楽しみ!どうぞご期待ください。
京都の文化ゾーン、岡崎エリアの文化施設で障害のある作家の作品展示や参加型ワークショップ、動画のオンライン配信など、様々な方法と内容でお楽しみいただけるプログラムを開催します。ひらかれた文化施設のあり方、多様な人たちが共に生きる社会のかたちについて考えてみませんか。
新春を飾る恒例の文化パルク城陽「ニューイヤーコンサート」。今年は開館25周年を記念して、地元・城陽市出身の世界的ソプラノ歌手・田村麻子を迎えます。藤岡幸夫率いる関西フィルとの共演をお楽しみください!
ノートルダム女学院中学高等学校 和中庵において会員有志による展覧会を開催します。
錦秋の東山を背景に、陶芸、漆芸、染色、硝子、金石、金工の作品を展覧致します。歴史ある和洋建築の空間で観る「工芸」を是非ともご高覧ください。
本展HP(11月1日開設)も併せてご覧ください。
1392年、室町幕府三代将軍・足利義満により創建された禅宗寺院、相国寺。創建以降、現代に至るまで、金閣寺、銀閣寺といった山外塔頭も独自の存在感を誇ってきました。
この600年、相国寺は京都にあり、変わらず祈りの場として四季が巡ってきました。相国寺ではとりわけ6月の観音懺法、そして10月の開山忌が盛大に執り行われます。その仏教儀礼は現在も厳修され、季節の移ろいを感じさせる年中行事としても、京の人々の心に刻まれてきました。
寺院に伝来する宝物は、それぞれ祈りの場で必要とされたものです。鑑賞するためではなく、仏を、祈りを荘厳するために求められた宗教芸術です。本展では、相国寺に連綿と続く仏教行事に焦点を当て、同館に収蔵されている宝物がどのように各儀礼を荘厳してきたのかを仏画の名品とあわせてご覧いただきます。
泉屋博古館は60年前、京都東山・鹿ヶ谷の地に誕生しました。それから現在まで様々なテーマで展覧会を開催してきました。
そしてこの秋、開館60周年を記念して、歴代の展覧会を引っ張ってきた同館の「顔」が一堂に会すオールタイム・ベスト展を開催します。
住友コレクションを代表する「名役者」たちのそろい踏み、乞うご期待ください。
友禅の技法で重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けている森口邦彦氏。森口氏はパリで学んだグラフィック・デザインの思考と幾何学文様を大胆に組み合わせることで、伝統工芸の「友禅」に留まらない新しい創作の可能性を拓いてきました。着物制作から三越のショッピングバッグに代表されるデザインワークまで、森口氏の創作は、歴史的に積み重ねられてきた技と感性を出発点に社会に友禅・デザインを還元させるための実践であるといえます。
本展では、着物の代表作とそれらの草稿、図形の面白さを追求する平面作品、またフランス国立の磁器製作所・セーブルとのプロジェクトなどを含め、森口氏の多岐にわたる活動を一堂に展示。友禅とデザイン、伝統と現代、東洋と西洋などが様々に交差して生まれる創作活動の全貌をご紹介いたします。
古代に一大勢力を築いた「吉備国」の中心である岡山県では、その歴史を背景に宗教文化が豊かに育まれてきました。本展は、岡山県立博物館の改修工事に伴い龍谷ミュージアムに預けられた同館の所蔵品や寄託品の中から、名品の多い「密教」と「神仏習合」の分野に焦点を当てて、貴重な文化財の数々をご紹介します。
日本の自然を穏やかに見つめ、明るく澄んだ色彩で情緒豊かな風景を描いた日本画家・小野竹喬。
父と同じ日本画家を目指すも志半ばに戦死してしまった息子・小野春男。
本展は、生涯にわたって移り変わる自然の様子を穏やかなまなざしで描き続けた竹喬作品を中心に、春男の素描やスケッチの数々を紹介する京都初の父子展です。
作品描写をとおした父子の交流を、彼らが共に過ごした京都・衣笠の地で感じて見てください。
本展では、芸舞妓の誕生から、そのイメージが近代京都において、京都のシンボルとして成長していく過程を、絵画作品を中心に紹介します。可憐で艶やかな舞妓図の競演を京都文化博物館でお楽しみください!