2020年で100歳を迎えた画家・野見山暁治(のみやまぎょうじ)。長らく日本画壇を牽引してきた野見山の100歳を記念して、1959年から2020年までに制作された油彩約60点を展覧します。いまなお精力的に活躍する野見山の、豊かな色彩と、どこまでも奔放に繰り出される筆触に彩られた作品世界を、ぜひご覧ください。
昨年に開催し話題を呼んだ展示の第2弾!京都で活躍した仏師・畑治良右衛門が伝えてきた仏像のひな型420件の中から、前回展示しなかったものを、畑氏にまつわる新たな資料とともにご紹介します。
画壇の重鎮として活躍していた日本画家・堂本印象は、新しい日本画のあるべき姿を模索して、1952年に半年間のヨーロッパ旅行に出かけました。
印象は憧れの西洋古典美術のほか現代美術の動向にも触れ、今後の進むべき道を確信します。
本展では帰国後に発表した「メトロ」のほか、ヨーロッパ滞在中に描いた現地のスケッチや油彩画、ヨーロッパ旅行に関連して制作された作品などを紹介します。
ヨーロッパ旅行で印象が目にした様々な風物をともに味わってみてください。
伝統文化を千年以上にわたって育んできた街・京都が生んだ日本画の天才、竹内栖鳳。かつてアトリエがあった嵐山で、一世を風靡した栖鳳の動物画と風景画の大作をはじめ、師である幸野楳嶺、四天王と称された同輩たちや個性豊かな教え子らの作品も併せてご紹介します。
※1/30から開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会期を変更しております。
藤原定家による100首の秀歌撰『百人一首』と、百人一首に選ばれた歌人のひとりである、紫式部が記した『源氏物語』。この二つに焦点を当てた展示を開催します。千年以上の時を超えた、魅力あふれる貴族文化の一端をご紹介します。
※1/30から開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会期を変更しております。
球春到来!新しいチームで京都府の学童軟式野球の頂点を競う「春の中信杯」が始まります。子どもたちの野球人生の出発点を見つめつづけてきた本大会は、今回で50回目の節目を迎えます。
油彩画や水彩画で頭角を現した吉田が木版画を始めたのは、49歳のことでした。
それは、油彩画のタッチや描き方をベースに、水彩画で培った色彩表現や、顔料を自由自在に扱う力を生かしつつ、西洋画に見られる陰影や奥行きを木版画で表現するという前代未聞の挑戦でした。
そこで吉田は、分業を主とする伝統的な木版画の制作方法を踏襲しつつも、自身で彫や摺りの技術を知り尽くしたうえで彫師や摺師を指揮し、超絶技巧とも呼べる版画作品を次々と発表したのです。
妥協なき「絵の鬼」がたどり着いた後半生の新境地を、ぜひご覧ください。
なんとなくわかったような気がしている「視覚文化」について理解を深めるための連続講座を開講します。
「視覚の文化地図」をテーマに、美術(浮世絵/日本画/洋画)、写真、マンガ、ポスター、装丁、テレビCMなどを題材に専門家が「視覚文化」を語ります。全8回。
是非お申し込みください。
2008年より10年以上にわたり開催してきました「京都 日本画新展」。京都ゆかりの若手作家たちが日本画を描くことを応援し、その活動の場を提供してきました。現在では本展に出品した多くの作家が多方面で活躍しています。今回も京都ならではの日本画展として「京都 日本画新展」を開催します。大賞、優秀賞、奨励賞受賞作をはじめ、推薦委員から推薦を受けた20~40歳代までの39作家の作品を一堂に展覧。あわせて推薦委員の新作等も発表します。
※作品は大賞 石橋志郎「Tone」
※美術館「えき」KYOTOでの展示は終了いたしました(2月8日)
日本美術史のほとんどすべての時代・分野を網羅する作品で構成される細見コレクション。
その中でも趣を異にしながらも圧倒的な人気を誇る「琳派」と「若冲」から選りすぐりの作品を展示。
あわせて豊かな表現力を持つ桃山陶芸 志野と織部を紹介します。
コレクターに愛された作品と対峙し、そのエネルギーを感じ取ってください。
※会期中展示替え有
前期:9月12日(土)~10月25日(日)
後期:10月27日(火)~12月20日(日)
1975年に誕生したキキ&ララ。ハローキティやマイメロディと並ぶサンリオを代表するキャラクターです。本展では貴重な原画展示を中心に、キキ&ララ誕生から成長の過程、更に作者自身の語る今後のキキ&ララの展望まで、従来のキャラクター展では見られない制作サイドの視点からキキ&ララの世界を掘り下げてお見せいたします。
「第36回京都新聞・滋賀書き初め展」の作品を募集・展示します。
極細の金箔を貼って文様を表す技法「截金(きりかね)」で人間国宝に認定された江里佐代子(えり・さよこ、1945―2007)。宇宙の輝きが詰まったような彼女の截金の世界を、夫で仏師の康慧(こうけい)、娘で截金師の朋子らによる作品とともに紹介します。
京都府内在住・在学の小中学生を対象に、新春恒例の「京都新聞書き初め展」の作品を募集します。ふるってご応募ください。
地域福祉の充実を願い、第11回クリスマスチャリティーコンサートを開催いたします。
京都市立芸術大学の若きソリストたちが、ヘンデル作曲の「メサイア」や、日本の冬の歌、馴染み深いクリスマスソングを歌いあげます。心を癒すあたたかい音楽を、ひとりでも家族でも、ぜひお楽しみください。(収益は京都新聞社会福祉事業団を通じて地域福祉の向上のため活用します)
明治40年に第1回文部省美術展覧会(略して文展)を礎とし、「帝展」「新文展」「日展」と名称を変えつつ、常に日本の美術界をリードし続けてきた日展。
当初は日本画、西洋画、彫刻の3部門でしたが、昭和2年に工芸美術が加わり、昭和23年に書も加わりました。
現在では、各部門において日本の美術界を代表する巨匠から、第一線で意欲的に活躍している中堅、新人を多数擁しており、世界にも類のない一大総合美術展として、全国の多くの美術ファンが関心を集めています。
京都国立博物館の敷地内に併設されている文化財保存修理所は指定文化財を安全に修理することを目的とし、1980年7月に公営修理施設として日本で初めて設置されました。本年の開所四十周年を記念し、近年修復された文化財のなかでも、特に注目の作品を紹介する特別企画展を開催します。
米朝一門を代表する落語家たちが、開館25周年を迎えた文化パルク城陽に笑いをお届けします。演目は当日のお楽しみ!どうぞご期待ください。
京都の文化ゾーン、岡崎エリアの文化施設で障害のある作家の作品展示や参加型ワークショップ、動画のオンライン配信など、様々な方法と内容でお楽しみいただけるプログラムを開催します。ひらかれた文化施設のあり方、多様な人たちが共に生きる社会のかたちについて考えてみませんか。
新春を飾る恒例の文化パルク城陽「ニューイヤーコンサート」。今年は開館25周年を記念して、地元・城陽市出身の世界的ソプラノ歌手・田村麻子を迎えます。藤岡幸夫率いる関西フィルとの共演をお楽しみください!