新聞に親しみ、子どもたちの情操・学習能力を育んでもらおうと、第16回「京都新聞スクラップコンクール」を開催します。新聞を読んで、スクラップ作品をつくってみましょう。みなさんの個性豊かな作品をお待ちしています!
【事業終了のお知らせ】
「京都新聞スクラップコンクール」は2020年度をもちまして事業を終了させていただくことになりました。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
織田信長、豊臣秀吉が活躍する時代、千利休により樂茶碗は生み出されました。利休の考える「侘茶」に叶う茶碗の創造を託された陶工・長次郎(樂家初代)は、利休の創意のもと、新たな手法でこれまでにはない一碗の茶碗を生み出します。それが桃山時代に生まれた樂茶碗の始まりです。
時は400年余り経ち、令和の時代となった現在もなお新たな茶碗は生み出されています。長次郎から始まる樂家の当主達は、利休・長次郎茶碗の精神性を中心に据え、それぞれの時代に誰かの真似ではない己自身の作品を生み出していきます。
父から子へ、そしてまたその子へと、樂家の樂焼は一子相伝で連綿と受け紡がれています。
歴代の力作が一堂に会する本展で、桃山から令和に至るまで約450年の歴史の中で紡がれたそれぞれの茶碗をお楽しみください。
今回で8回目の開催となる、日本でも数少ない国際的なフォト・フェスティバル「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。10あるメインプログラムのうちのひとつ、「オマー・ヴィクター・ディオプ MASU MASU MASUGATA」を紹介します。
京都市京セラ美術館の新館「東山キューブ」にて、国際的に活躍する現代美術作家で京都とも縁の深い杉本博司氏の個展「杉本博司 瑠璃の浄土」を開催しています。本展は、新たに制作された蓮華王院本堂(三十三間堂)中尊の大判写真を含む「仏の海」や、世界初公開となる大判カラー作品「OPTICKS」シリーズなどを展示します。また、ヴェネツィアやヴェルサイユ宮殿での展示を経て《硝子の茶室 聞鳥庵(モンドリアン)》が同館の日本庭園にて日本初公開されます。
毎年恒例の天皇杯全日本サッカー選手権大会。天皇杯を手にするのは果たしてどのチームか。全52チームが各地で熱い戦いを繰り広げます。ぜひ観戦をお楽しみください
日本画を志す若い作家の活動を奨励する「京都 日本画新展」。
これまでの通算11回の大賞受賞者による新作を京都・東山花灯路の時期に合わせて青蓮院門跡で展示します。
青蓮院門跡の格調高い厳かな空間で、東山の風景やいきもの、花と灯りをテーマにした日本画をお楽しみください。
「世界文化自由都市宣言」40周年を契機に、文学の更なる振興とともに、京都の歴史と幅広い魅力の再認識、「文化都市・京都」の更なる発信につなげるため、2019年4月、京都文学賞は創設されました。
第1回募集では、一般・中高生・海外の3部門で計537点の作品、定員40名に対し87名の読者選考委員の御応募を頂き、一次、二次、最終選考を経て、一般・中高生部門の各受賞作品2作品及び海外部門の奨励作2作品が選定されました。一般部門の受賞作2作品は協力出版社からの刊行が予定されています。
今回も、「京都」を題材とする小説と選考に参画いただく読者選考委員を募集します。
大きな困難に直面するいま、これまでの枠にとらわれない、皆様の「京都」を描いた物語をお寄せください。ことばの力で、新たな希望のあかりを灯すような作品を心からお待ちしています。
友人、夫婦、親子など、男女ペア制を採用し、囲碁の新しい楽しみを発見できる「第25回京滋男女ペア碁まつり」を2020年9月6日(日)に開催します。
今年も京都府内の私立中学・高校の進学情報をぎゅっと集めた「京都私立中学・高校展」を開催します。「学問の老舗」京都の私学情報が一度にわかるまたとないチャンスです。参加無料!
お目当ての学校の個別相談、各学校のパンフレットなど情報収集に、ぜひお越しください!
(入場制限を実施し、学校別・時間別の相談整理券を配付します)
(マスク着用、検温実施にご協力ください)
「第72回全京都女子ソフトボール大会」を開催します。
小学・中学・高校・レディースの4部門で行います。
ご声援ください。
※今大会は高校の部は8月、その他の部門は9月に開催します
透明樹脂にアクリル絵具で金魚を描くという斬新な技法で注目を集める現代美術作家、深堀隆介。描かれた金魚は、まるで生きているかのような圧倒的な立体感で見る者を魅了します。一連の金魚作品は国内はもとより今や世界的にも高い評価を受け、近年ではライブペインティングやインスタレーションにも力を入れ、表現の幅を広げています。
本展では、愛しい金魚を四季で表現する展示をはじめ、初期の作品を含んだ代表作百余点により、深堀隆介の創作世界を紹介します。
日本では、くらしを彩る芸術の中に自然をさまざまに取り入れ、表現してきました。特に京都は、くらしと自然と芸術が密接な関係を築いてきた街として、今もなお人々を魅了しています。
季節の移ろいを把握する目安として、日本では二十四節気という季節の区分が用いられてきました。本展では、この二十四節気に沿って、自然現象、草花や生物、祭り、行事などを同館コレクションから選ばれた美術・工芸作品の優品を通して紹介し、一年を通じた京のくらしと自然、芸術の豊かな関わりを体感していただけます。
(北沢映月《祇園会》1936年/絹本・着色)
古来より風光明媚な景勝地として、親しまれてきた湖国・滋賀。
琵琶湖を抱くこの地は良質の陶土を育み、豊かなやきもの文化をつくりだしてきました。そうした風土や伝統に魅せられ、今日でも幅広い作家たちが活動しています。
湖国での暮らしのなかで、彼らは何に興味や関心をもち、作品に表現しているのでしょうか。本展ではこの地の風土と伝統そして交流のなかで、活動を繰り広げる彼らの作品と<ことば>を紹介。現代の多彩な陶芸を展望しながら滋賀の魅力に迫ります。
近代日本画に魅了されたホクト株式会社の創業者・水野正幸氏が長野市に創設した水野美術館。そのコレクションから、風光明媚な花鳥図や山水画、時節ごとの装いに身を包んだ麗しい美人画などを厳選してご紹介します。横山大観、菱田春草、上村松園ら近代日本画の巨匠たちが描いた「日本の美」をお楽しみください。
象(かたち)の会は、異なった分野で仕事をしている人たちが集まり、美と技を追求することを目的に発足しました。この作品展はお互いの精華を確かめ合い、親睦を深め、切磋琢磨する場です。同人展にお越しいただき、みなさまのご批評をいただければ幸甚に存じます。
祇園祭の山鉾巡行は、京都の夏を彩る風物詩として長く親しまれています。舶来の懸装品や美々しい飾金具、そして、故事や伝説の物語を体現した意匠の数々など、多様な装飾品で彩られた絢爛豪華な山鉾の姿は、多くの人びとを魅了してきました。本展では、日本を代表する祭りとして世界に認められた祇園祭の、山鉾を彩る華麗な装飾を紹介します。
住友グループの礎を築いた第15代当主・住友吉左衞門友純(号:春翠、1864~1926)は、実業のかたわら芸術文化にも力をそそぎ、西洋絵画を積極的に収集しました。
住友洋画コレクションは、1897年(明治30年)の欧米視察の際、パリで春翠が印象派のクロード・モネの油彩画を2点購入したことが始まりです。今から約120年前に将来された2つのモネ作品は、日本に最初期にもたらされたモネの真筆として、記念碑的な位置を占めています。
春翠によって収集された作品群は子弟たちに継承され、今に伝わっています。本展では、モネからはじまった住友の洋画コレクションの軌跡を、明治から昭和にいたる時代や社会の動きを背景に、住友親子3人の収集のエピソードを交えてご紹介いたします。
本展は、開館の延期により未公開になっていた「京都の美術 250年の夢 最初の一歩:コレクションの原点」の再展示です。
京都市美術館のコレクションの「最初の一歩」がどのような内容であったのか、87年の歴史を遡って紹介する特別企画です。開館3年目(1935年)の春に初めて開催した「本館所蔵品陳列」に出品された、コレクションの原点となる所蔵作品47点を一挙に展示します。
約60年にわたる画業において、花鳥・人物・風景・神仏・抽象など幅広いテーマで多くの作品を描いた日本画家・堂本印象。
本展では印象が描いた、絵画の登場人物に注目します。
古今東西をテーマに繰り広げられる場面からは、描かれた人物たちの会話やつぶやきが聞こえてきそうです。
同時代の人物はもちろん、歴史上の人物や神、仏、仙人まで!
豊かな表情をもつ彼・彼女らの立場や関係性を探りながら、音声を想像してみることで、印象作品に親しみを感じてみてください。
世界的陶芸家のリサ・ラーソン(1931年スウェーデン生まれ)は、北欧スウェーデンのグスタフスベリ社のデザイナーとして、多くの人々が惹かれるデザインを生み出してきました。本展では、誰もが微笑んでしまう愛らしい動物たちやテーブルウエアなどの、リサのアイデアの源泉に迫ります。