本年は聖徳太子1400年遠忌、伝教大師最澄1200年遠忌にあたることを記念し、独自の天台宗文化を持つ西教寺と天台真盛宗の至宝をかつてない規模で紹介します。ぜひご覧ください。
福田美術館と嵯峨嵐山文華館にて開催の「木島櫻谷 究めて魅せた『おうこくさん』」と京都市指定文化財 木島櫻谷旧邸の特別公開をお得に楽しむ共通券を限定販売します。
日本天台宗開祖の伝教大師最澄が遷化して1200年の節目を記念して、「最澄ゆかりの地めぐり」周遊デジタルスタンプラリー&フォトコンテストを開催します。
鎌倉時代に、法然(浄土宗)、栄西(臨済宗)、親鸞(浄土真宗)、道元(曹洞宗)、日蓮(日蓮宗)といった各宗派の祖師を輩出した比叡山延暦寺、そして「人間である以上、善を行わなければならない」と説いた最澄の教えは、1200年の時を超えて現代の私たち日本人に何を伝えるでしょうか。新型コロナウイルスに翻弄されるいまこそ、先人の教えに触れてみましょう。
福田美術館・嵯峨嵐山文華館の二館合同で開催される展覧会「木島櫻谷 ~究めて魅せた「おうこくさん」~」の会期にあわせて櫻谷文庫は、櫻谷自ら設計に関わり建造した京都衣笠の邸宅・櫻谷文庫特別公開を実施いたします。
象(かたち)の会は、異なった分野で仕事をしている人たちが集まり美と技を追求する事を目的に発足しました。染色、陶芸、日本画、彫刻など幅広い分野で活躍する作家が所属しています。
お互いの精華を確かめ合い、切磋琢磨する場である作品展は、今回で第70回を迎えます。記念展として「悠」をテーマに作品を展示します。
木島櫻谷(このしま・おうこく)は近代の京都画壇を代表する巨匠です。
近年再評価が進み、人気を博しつつある櫻谷芸術の全貌を通覧できる展覧会が福田美術館・嵯峨嵐山文華館の二館合同で開催されます。
「院展」の名で親しまれている日本美術院は、1898(明治31)年、岡倉天心が橋本雅邦、横山大観、下村観山、菱田春草らと共に、東洋美術の正しい伝統を基礎として維持し、新時代の新美術を開発・樹立すべき事を指標として創設されました。
天心の没後、大正3年1914(大正3)年、横山大観らによって再興、以後一世紀以上に渡る歴史と伝統を誇ります。
京都における日本画の発展にも大きく寄与してきた本展は、今年再興第106回を迎えます。
障害のあるアーティストたちが活動に打ち込める場の恒常的な確保や、展覧会等のプロデュース等を行ってきた機構・天才アートKYOTOによる作品展を開催します。
今年5月に京都市北区の「きたアトリエ」へ移転してから初となるのアトリエ公開型の展覧会です。
登録作家40名による作品を、制作現場を展示会場として紹介します。
合わせて、作品やオリジナルグッズの販売も実施。
「作品が生まれる臨場感」と「生まれたての作品が放つ熱量」をお楽しみください。
自由な発想による明日へのかたちを求めて、第32回「光風工芸 明日へのかたち展」を開催します。
11月24日(水)15時から、金剛能楽堂で “お豆腐狂言”を開催します。茂山千五郎の解説から始まり、「子の日」、「瓜盗人」、「栗焼」、「福の神」の4作品を上演。狂言で「四季」を表現します。
同時にオンラインのライブ配信も行います。ライブ配信は、終演後11月30日までアーカイブを何度でも視聴できます。当日ご都合が悪い方、会場までお越しになれない方もぜひこの機会に、茂山千五郎一門による笑いの世界をお楽しみください。
京都は、明治以降に建てられた洋風建築や近代和風建築、モダニズム建築など、いわゆる「モダン建築」が数多く現存しており「生きた建築博物館」と言っても過言ではありません。
本展は、京都を代表するモダン建築の一つ、京都市京セラ美術館を会場に、建築を通して京都を知る同館初の大規模建築展です。
貴重な原図面や模型から時代背景を伝える写真や映像、家具まで多様な資料が400点以上展示されます。
また、展示鑑賞と同時に建物探訪や街歩きなども体験し、古建築と庭園だけでない京都のもうひとつの魅力に触れる機会となるでしょう。
約60年にわたる画業において、さまざまに画風を変貌させた日本画家・堂本印象(1891-1975)。
花鳥画をはじめ、風景画、人物画、仏画など日本の伝統的なモチーフを描く一方、戦後には抽象絵画へと華麗な展開を遂げました。
2021年は堂本印象生誕130年となる記念の年です。
堂本印象美術館では、印象の創造をあらためて振り返る記念展を前後編に分けて開催します。
生誕130年記念展前編として開催する本展では、2019年度に実施した来館者による人気投票でTOP10に輝いた《木華開耶媛》や《交響》などの所蔵作品を中心に、近年の調査で新発見された作品や、≪戦艦大和守護神≫≪手をつなぐ(万国博ホール緞帳原画)≫といった京都では目にする機会の少ない作品など、全48点を紹介。
時代を経ても輝き続ける印象作品の魅力に触れてみてください。
※会期が変更になりました
2021年6月4日(金)~9月26日(日)→2021年6月4日(金)~11月23日(火・祝)
※一部展示替えがあります。
以下の2作品については、9/26で展示を終了いたします。
・《戦艦大和守護神》 1940(昭和15)年頃
・《手をつなぐ(万国博ホール緞帳原画)》 1969(昭和44)年
※後編は2021年12月~2021年3月にかけて、印象の装飾芸術に注目する展覧会「描く・飾る・デザインするー堂本印象の流儀ー」を開催
日本絵画の古来用いられてきた伝統的手法を巧みに取り入れながら、油絵の技法で独自の視点から現代の日本社会を鋭く描き出す山口晃氏の特別展を開催します。
多彩な魅力あふれる世界をご堪能ください。
木島櫻谷(このしまおうこく/1877-1938)は明治から昭和にかけて京都画壇の重鎮と目された人物です。
柳に桜、燕子花、菊、梅がそれぞれ描かれた四双の金屏風は、大正時代、大阪茶臼山に新築された住友家本邸のために依頼され、櫻谷によって制作されました。
本作は古典を踏まえつつも、終生重んじた写生の技に加え、優れたデザイン感覚を発揮し、展覧会出展作品とは少し趣が異なります。それは京都のアート・ビジネスの中心地で育ち、座敷と美術の黄金比を熟知した櫻谷のもう一つの本領といえます。四季の花々が咲きほこる連作が一挙に展示されるまたとない機会を、お見逃しなく。
泉屋博古館 青銅器館では三千年以上前に作られた中国青銅器の名品の数々を、3つの展示室でテーマ別に紹介しています。4つ目の展示室ではこの秋、新たな取り組みとして「泉屋ビエンナーレ2021」を開催。
太古から引き継がれた鋳金技術の最先端に立つ現代作家9名が中国古代青銅器から着想し、制作した新作を公開します。あわせて作品の元となった青銅器と、作家の従来作品もご紹介。
紙という素材の特性を最大限に活かしながら、ハサミやナイフを用いて、作家それぞれの創作技法や作風ででカットすることで素晴らしいアートとなるのが「切り絵」です。本展では、日本を代表する女性切り絵作家7人に焦点をあて、代表作のほか新作などを含めた計100点以上を展観いたします。さまざまな創作技法や作風で出来上がった作品には個性と特色があふれ、作家自身の感性と創作に向かう強い想いを伝えてくれます。切り絵とは思えないような、繊細で華麗な作品の数々をどうぞお楽しみください。
1927年にフランスに渡り、戦時中を除いて50年以上にわたりパリの画家として人生を送った荻須高徳(1901‐1986)の画風の変遷をたどる展覧会を開催します。
荻須高徳氏の生誕120年を記念し開催する本展では、荻須高徳氏が美を追究し続けたパリの街並みを中心に、旅先で描いたヨーロッパ各地の風景を含む、国内所蔵の油絵作品約70点をご紹介。また、1979年に新聞に連載された荻須氏のインタビューをまとめた画文集『私のパリ、パリの私 荻須高徳の回想』に掲載されたスケッチの一部もあわせて公開いたします。
人々の生活や歴史が刻まれたパリの街角を描き続け「日本生まれのパリ人」と評された荻須氏の情感あふれる作品をお楽しみください。
次世代を担う若手アマチュアピアニストの発掘と育成を目指す「第39回京都ピアノコンクール本選」を開催します。
本年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、会場は無観客、オンライン生配信(有料)で実施します。
予選ブロック大会を勝ち抜いた精鋭たちの熱いステージをお楽しみください。
「魅せる」「護る」「闘う」―
アジア各地の女神たちが集結!
ミュージアムの語源である古代ギリシャの「ムセイオン」は、芸術を司る女神(ムーサ、ミューズ)たちを祀る神殿でした。
本展では、女神たちを祀る神殿というミュージアム当初の役割に立ち返り、アジア各地で深く信仰された女神たちを紹介します。
豊穣・多産のシンボルとして、あるいは音楽・文芸・吉祥などを司る存在として、さらには残虐な戦闘のシンボルとして、人々の多様な願いを託された女神たちの姿をご覧ください。
中・高校生、大学進学希望者とその保護者に向けて、京都をはじめ関西・首都圏など各地の大学を紹介します。各大学の担当者に直接相談できる相談コーナーのほか、これからの大学入試、2022年度入試動向などについて紹介する情報発信コーナーや、現役大学生のアドバイスを受けられる受験相談コーナーもあります。
■日時:9月26日(日)10時~16時
■会場:京都市勧業館 みやこめっせ
(地下1階・第1展示場)
■入場無料<事前申し込み制>