産業革命を経て、工業化が進む19世紀から20世紀初頭のヨーロッパで花開いた「アール・ヌーヴォー(新しい芸術)」。その中心的人物として、ガラス工芸を芸術の域にまで高めたのが、フランスのガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)です。ドイツ留学後にフランスのマイゼンタールでガラス技術を習得。故郷のロレーヌ地方ナンシーに戻ってからは、父親の事業に加わり、ガラス、陶器の製造管理をはじめ、商品開発やデザインなど芸術的指導を任されます。植物学者でもあったガレは、自然観察、植物学、生物学の知識を活かし、花々や昆虫などの生き物をモチーフに、自然美と生命の輝きをガラス工芸で表現しました。また、ジャポニスム(日本趣味)にも大きな影響を受け、日本美術との出会いにより、鷹や松など日本らしいモチーフをデザインに取り入れ、様々な技法で独自の世界観を創り出しました。1889年、1900年のパリ万国博覧会ではグランプリを受賞し、国際的評価を得、ガレの作品は一躍人気となります。1901年には「産業芸術地方同盟(ナンシー派)」を設立し、工芸の発展に貢献しました。
本展は、没後120年となるガレの偉業を、約70点の美しいガラス作品で振り返ります。
中小企業庁では、価格交渉・価格転嫁の推進のため、下請中小企業の経営者や従業員の方を対象に、2025年3月まで全国各地で講習会を開催。
京都府、滋賀県でも以下の会場での開催が決定しています。(参加無料)
子どもたちに、楽しい夢のひとときを!
歌とダンスステージ、ラッキープレゼント抽選会など盛りだくさん!
子どもたちには、お菓子のプレゼントもあります。
たくさんのご応募をお待ちしています。(事前申込制・入場無料)
中村雅俊のコンサートを開催します。主演デビュードラマ「われら青春!」の挿入歌「ふれあい」で歌手デビュー。「俺たちの旅」などヒット曲多数の中村雅俊が優しい歌声で魅せるステージをお楽しみください。
シルクロードはユーラシア大陸を横断し東洋と西洋を結んだ大交易路と一般に知られています。自動車も汽車もない時代に、草原や砂漠、雪山を越え、時には命をかけて人や物がここを往来しました。地球の四分の一周にもおよぶ壮大な「旅路」は、人類の歴史においても重要な役割を果たしてきたと考えられています。シルクロードの研究は19世紀後半より始まり、約140年の歴史がありますが、日本では特に半世紀程前のテレビ番組の印象が深く、砂漠の彼方や最果ての地に多くの人が憧れを抱くようになりました。学術的にも、奈良の正倉院に伝わる宝物の故地として、ペルシアや中央アジア、ひいてはギリシア・ローマに起源する文化が注目され、交流の歴史が研究されてきました。そして近年では、シルクロードが2014年にユネスコの世界遺産に認定されました(「シルクロード: 長安– 天山回廊の交易路網」)。中国ではこれを契機としてシルクロードへの関心が高まり、学術調査や研究はこれまでにない勢いで進められ、新しい発見が続いています。
本展覧会は、この世界遺産認定後、中国国外で初めて行われる大規模なシルクロードの展覧会です。世界遺産に登録された中国国内の遺跡を紹介し、また日本初公開の文物を含むシルクロード文化の精華を公開します。今回は、中国側のご厚意により、これまでにない規模でシルクロードの優品が日本にもたらされます。シルクロードを通じて、日本と中国が長い文化交流の歴史をもつことを、この展覧会であらためて感じてください。
細見美術館にて、琳派展シリーズの第24回目を開催します。
江戸琳派を確立した酒井抱一(1761~1828)の終の棲家となるのが「雨華庵」(うげあん)です。抱一はここで多数の晩年作を描き、その没後は抱一を慕う門下の絵師たちのよりどころとなりました。
本展では、抱一をはじめ「雨華庵」ゆかりの絵師たちの江戸琳派を紹介します。抱一に憧れ、慕った絵師たちの100年以上におよぶ江戸琳派の軌跡とその魅力をご堪能ください。
地域福祉の充実を願い、第15回クリスマスチャリティーコンサートを開催します。「歌の贈り物」と題し、京都市立芸術大学大学院の声楽専攻生の歌声による音楽の世界を、お楽しみください。
京都新聞では、マンション投資の基本の仕組みから、京都不動産投資が人気を集める理由や、昨今の投資トレンドについてわかりやすく解説する、不動産投資セミナーを開催します。
近年、世界的な物価上昇、老後資金への不安から、安定した資産形成ができる不動産投資への関心が高まっています。
中でも観光都市「京都」の投資用マンションが、富裕層を中心に注目を集めていることをご存知でしょうか?
本セミナーでは、不動産投資についての知識が全く無い方でも、安心してお聞きいただける内容です。お仕事終わりや、第二部講演のみの参加も歓迎いたします。ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。
日本画家・福田豊四郎の京都では初となる回顧展を開催します。
福田豊四郎(1904-1970)は郷里秋田の風景を詩情豊かに描きながら、一方で日本画の革新を目指したモダニストという面を持ちます。
豊四郎ははじめ京都で洋画を学んだ後、東京の川端龍子と京都の土田麦僊に師事し、日本画家となりました。
1928年に活動拠点を東京へ遷してからは、龍子の青龍社に所属して意欲作を発表しますが、1933年に脱退し、その後、吉岡堅二とともに西洋絵画の手法などを取り入れた新しい感覚の日本画を追求して前衛的な活動を推し進めていきます。1948年の創造美術(のちの創画会)旗揚げの際にはその先頭に立ち、戦後の日本画を牽引しました。
本展では、豊四郎が生涯にわたり愛した秋田に題材を求めた作品を中心に、初期から晩年までの代表作を一堂に紹介するとともに、豊四郎に影響を与えた土田麦僊・川端龍子等の作品や初公開の書簡資料なども紹介。
進取の気風にあふれる表現と、秋田への郷土愛に満ちた豊四郎芸術の魅力に迫ります。
美術
1914年、石井柏亭・梅原龍三郎・有島生馬・坂本繁二郎らが結成した『二科会』。常に新傾向の作風を吸収し、岸田劉生・佐伯祐三・藤田嗣治・岡本太郎・東郷青児など美術史上欠かすことのできない多くの著名な芸術家を輩出しています。同会の会員、会友、一般入選の力作をぜひご高覧ください!!
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下、AWS)では、地域を取り巻くさまざまな社会課題に対し、デジタル技術の活用と官民共創で解決策を見いだすことを目的とした「デジタル社会実現ツアー2024」を開催いたします。
本イベントを通じて、AIやデジタル技術を活用、官民共創を通した社会課題の解決に関してヒントや気づきを提供し、地域発イノベーションに向けた共創のきっかけになることを目指します。
新春を飾る恒例の文化パルク城陽「ニューイヤーコンサート」。今回はシュトラウスやエルガーの名曲をお届けし、ウェルカムコンサートも開催します。心躍る華やかなひとときをお楽しみください!
約250点、世界が熱狂したザ・ビートルズ絶頂期の記録
ポール・マッカートニー撮影の未公開プライベート写真を展示
1962年にデビューし、瞬く間に世界のトップミュージシャンとなったザ・ビートルズ。本展は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4名が世界を熱狂させ社会現象となる1963年12月から、「エド・サリバン・ショー」でアメリカを席巻した1964年2月までの約3か月間の記録です。彼自身が撮影したものや、60年前からネガやコンタクトシートのままでプリント化されてこなかった貴重な写真を含む約250枚が展示されます。
細見美術館で8年ぶりの春画展「美しい春画-北斎・歌麿、交歓の競艶-」が開催されます。
春画は、一般に、人間の性愛を描いた絵画の総称で、男女の姿がおおらかに、時にユーモアをもって描かれています。江戸時代には「笑い絵」とも呼ばれ、浮世絵の普及とともに、大名から庶民まで貴賤を問わず、男女対等に楽しまれました。また、春画は縁起物でもあり、嫁入り道具として母から娘や嫁に受け継がれています。
この展覧会では、版画・版本の作品に加え、特に、1 点ものである絵画作品、いわゆる「肉筆春画」に焦点をあて、書籍などに掲載され、存在は知られながらも、美術館での展示が叶わなかった作品をご紹介する機会となります。
日本の美術館では初公開となる葛飾北斎の幻の名品「肉筆浪千鳥」や、喜多川歌麿の大作、さらには海外から里帰りを果たした作品を含む、精選された美麗な春画 約70 件を心ゆくまでご鑑賞ください。
※本展は18歳未満の入場不可です。
※巡回予定はありません。
―自然を駆け抜けよう―
全日本びわ湖クロスカントリー大会(全日本びわ湖クロカン)と、全国U17/U16/U15クロスカントリー大会(全国U17/U16/U15クロカン※旧・全国中学生クロカン)をあわせた“BIWAKOクロカン2025”を開催します。本大会は日本陸上界における中長距離選手の普及・育成・強化に貢献するとともに、広く陸上競技への関心を高め、地域や世代を超えて脚力強化や健康増進にも活用いただける機会を提供します。会場はびわ湖を擁する滋賀県の希望が丘文化公園です。美しく広大な芝生エリアをはじめ、豊かな自然に設定された全国有数のクロスカントリーコースを駆け抜けてください。
※今大会から全国中学生クロスカントリー大会は、より時代に合った「全国U17/U16/U15クロスカントリー大会」にリニューアルします。また中長距離選手の一層の普及・育成・強化に向けて、チームでクロスカントリーを楽しみながら走る「ミックスリレー」を一般の部に新設します。
茶道織部流の祖、天下の茶人「古田織部」が慶長8年(1603)に創建したことから織部寺として親しまれる興聖寺。庭園を優美に彩る紅葉と共に、通常非公開の本堂や方丈、お茶室などを特別公開します。
方丈内では開かれた禅寺を目指す望月宏済住職が「究極の坐禅」を求め、日本最西端の沖縄県与那国島へ赴き、修行した様子を紹介する写真展「旅坐禅の世界—西の果て与那国島へ」を同時開催。写真家・堀出恒夫が撮影した初公開作品8点をご覧いただけます。また、会期中には与那国黒糖を味わいながら、住職による与那国でのお話を楽しめる法話会も実施します。
市民参加型の合唱団と藤岡幸夫による指揮で「第12回城陽第九フェスティバル―今を輝け!」を開催します。舞台と客席が一体となるコンサートをお楽しみください。
アフガニスタンとパキスタンで病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた、医師・中村哲さん。その活動を追ったドキュメンタリー映画の上映会を開催します。
2024年11月30日(土)~12月29日(日)の期間、京都新聞ビル地下1階印刷工場跡を会場に、「世界報道写真展2024京都」を開催します。
World Press Photo(世界報道写真展)は、オランダ・アムステルダムに本部を置く世界報道写真財団(World Press Photo Foundation)が開催するWorld Press Photo Contest(世界報道写真コンテスト)の入賞作品を展示するものです。今年は130の国と地域約4,000人から約6万の写真とプロジェクトの応募があり、入賞者約30人の作品を展示します。
(写真)今春から夏までオランダ・アムステルダムで開かれたWorld Press Photoの写真展。荘厳な教会が会場だった。 ©World Press Photo Foundation
この秋、紬織の人間国宝である染織家、志村ふくみの生誕100年を記念して、故郷滋賀では約10年ぶりとなる個展を開催します。滋賀県近江八幡市出身のふくみは、30代の頃、実母の影響で染織家を志し、植物染料による彩り豊かな染めと、紬糸(節のある絹糸)を用いた紬織に出会います。特定の師にはつかず、自らの信念を頼りに道を進むうちに、生命力あふれる色の表現、文学や哲学といった多彩な芸術分野への探究心に培われた独自の作風が評価され、1990(平成2)年、紬織の人間国宝に認定されました。
本展では、国内屈指の規模を誇る当館収蔵の志村ふくみ作品と館外からの借用作品、作家ゆかりの資料など合わせて80件以上を展示し、初期から近年までの歩みをたどります。合わせて、ライフワークである「源氏物語シリーズ」や、ふくみの心のルーツであり、制作においても重要な位置を占める滋賀をテーマにした作品を紹介します。またふくみは、染めや織りの仕事と共振させるかのように言葉を紡ぎ、第10回大佛次郎賞を受賞した初の著作『一色一生』(1982(昭和57)年)など、これまで20冊以上の著作を刊行しています。本展では随筆家としての活動にも注目し、染織作品や故郷、仕事への思いを語るさまざまな言葉をご紹介します。経糸と緯糸が交差して織り出される紬織のように、色と言葉の出会いを美術館でお楽しみください。