古来より風光明媚な景勝地として、親しまれてきた湖国・滋賀。
琵琶湖を抱くこの地は良質の陶土を育み、豊かなやきもの文化をつくりだしてきました。そうした風土や伝統に魅せられ、今日でも幅広い作家たちが活動しています。
湖国での暮らしのなかで、彼らは何に興味や関心をもち、作品に表現しているのでしょうか。本展ではこの地の風土と伝統そして交流のなかで、活動を繰り広げる彼らの作品と<ことば>を紹介。現代の多彩な陶芸を展望しながら滋賀の魅力に迫ります。
世界的陶芸家のリサ・ラーソン(1931年スウェーデン生まれ)は、北欧スウェーデンのグスタフスベリ社のデザイナーとして、多くの人々が惹かれるデザインを生み出してきました。本展では、誰もが微笑んでしまう愛らしい動物たちやテーブルウエアなどの、リサのアイデアの源泉に迫ります。
「第35回京都新聞・滋賀書き初め展」の作品を募集・展示します。
※作品展示および表彰式は中止になりました
豊臣秀吉は1586~7年に、明智光秀が築城した坂本城を大津に移し、物資輸送の拠点としました。さらに大津城主の公用を務めさせるため船持仲間「大津百艘船」を組織しました。
本展では、その仲間に保有されてきた史料群が、国の重要文化財に指定されたことを記念して、古文書・歴史資料を一堂に展示し、江戸時代の琵琶湖水運の歴史を紹介します。
湖国アマチュア棋士の祭典「第41回滋賀王将戦」を開催します。ご参加ください。
―自然を駆け抜けよう―
全日本びわ湖クロスカントリー大会(全日本びわ湖クロカン)と、全国中学生クロスカントリー選手権大会(全国中学生クロカン)を合わせた“BIWAKOクロカン2020”を開催します。本大会は日本陸上界における中長距離選手の普及・育成・強化に貢献するとともに、広く陸上競技への関心を高め、地域や世代を超えて脚力強化や健康増進にも活用いただける機会を提供します。会場はびわ湖を擁する滋賀県の希望が丘文化公園です。美しく広大な芝生エリアをはじめ、豊かな自然に設定された全国有数のクロスカントリーコースを駆け抜けてください。
◆2022年1月2日の第43回新春びわこ健康マラソンは、ランナーや市民の皆さまの安全を考慮し、開催を中止いたします。予めご了承ください◆
新年2日、びわこの景色を望みながら、一年の健康を願い走る「新春びわこ健康マラソンIN大津なぎさ」が開催されます。ふるってご参加ください。
龍谷大学瀬田学舎の開学30周年を記念し、龍谷大学農学部が「ベジタブル料理コンテスト」を開催します。SDG(持続可能な開発目標"Sustainable Development Goals")を促進するベジタブル料理として、京野菜・近江野菜を一つ以上使用した料理コンテストです。応募締め切りは8月15日(木)までです。
2019年4~6月にかけて、フランス・パリ日本文化会館において、ヨーロッパ初となる大規模な大津絵展「OTSU-E:Peintures populaires du Japon(大津絵―日本の庶民絵画―)」が開催され、注目を集めました。
それを記念して、本展ではパリ大津絵展の出品作品から約70点を出陳し、紹介します。
大津市の瀬田川周辺の地域には田上山や金勝山など著名な霊峰があり、古代から仏教・神道の信仰が厚く、今なお多くの文化財が現存しています。
本展では、この仏教・神道文化に注目し、大津市南部周辺に伝わる貴重な仏像や神像、仏画、経典などを紹介します。
滋賀県内のバレーボール愛好者が熱戦をくりひろげる、「2019年度滋賀県9人制バレーボール・クラブ男子・女子選手権大会」を開催いたします。
また、日本バレーボール協会の登録に関係なく参加できる「さわやか杯滋賀県6人制バレーボール・クラブ男子・女子優勝大会」も同時開催されます。
京都に生まれた北大路魯山人(1883-1959)は、はじめ書や篆刻(てんこく)の分野で活動し、30歳代終わりの1922(大正11)年に、生来の食に対する関心から「料理の着物」としての作陶に向かいます。
それは単なる食器づくりではありませんでした。彼は中世以来日本文化の核となっていた茶道を基軸とするわが国の伝統に触れ、一挙に陶芸の古典復興を代表する存在となりました。その活動はまさに<『美』を食す人>と形容できるものです。
かつて中国大陸や朝鮮半島からもたらされ、日本人によって守り伝えられたやきもの、そして日本で生み出された素朴な焼締めのやきものから鮮やかな色絵まで、長い年月をかけて積み重ねられてきたやきものの様々な美をすくい上げた魯山人の制作は、絶えず同時代の陶芸家たちを触発しました。
本展では、魯山人を中心に同時代の陶芸家たちの作品と、中国、朝鮮、日本陶磁など古典の名品も併せて展示し、現代陶芸の礎となった昭和時代を展望します。
備前焼は、釉薬を一切使わない”焼き締め”のやきものです。窯の中で生じた様々な景色は、古くから人々を魅了してきました。
本展では、桃山時代から茶陶として茶人に愛された古備前の名品に始まり、その継承と復興を果たし、新たな作風に挑む近代、現代の備前作家の作品までを一堂に展覧し、時代を超えた備前焼の魅力を紹介します。
大津を舞台に、夏の琵琶湖を彩るオープンヨットレース「第21回SAILおおつ」を開催します。ご参加ください。
8世紀半ば、短命のうちに幕を閉じた紫香楽宮と大仏の造像が企図された甲賀寺。
近年の紫香楽宮の発掘調査や木簡の分析・研究など、紫香楽宮に残された遺物や、その後この地で開花した神仏の多様な造形から、紫香楽宮が歴史に果たした役割と、近江の優れた仏教文化を紐解いていきます。
日本文化、生き方、そして仏教の教えを学ぶ「第54回比叡山仏教文化講座」を開催します。多数ご参加ください。
湖国アマ将棋界の名人位を決する第73回全日本アマチュア将棋名人戦滋賀県選手権大会、京都新聞杯を開催します。多数ご参加ください。
作陶に関わる人であれば、一度は訪れてみたい憧れの“聖地”信楽。
滋賀県立陶芸の森では1992年の開設以来、国際文化交流の拠点として、53カ国1200人余りのアーティストが創作活動を繰り広げてきました。その取り組みは広く国内外で認知されるとともに、産地信楽の動向と関わりながら、新たな〈やきもの〉文化の創造に大きく寄与しています。
陶芸の森ではこうした国際性豊かな実績を活かして、情報化とグローバル化の急速な進展に対応すべく、近年は海外のレジデンス機関との連携強化に努めています。とくに、国際的なネットワークを活用した、交換プログラムの導入は、時代を見据えた取り組みといえるでしょう。海外での制作経験と、交流の機会を求めるアーティストを支援しています。
異国での〈交流と実験〉で、作家たちは何に興味や関心をもち、どのような成果を得てきたのか。本展では、その取り組みを作品と彼らの言葉などを介して紹介。また、国内外の作家が信楽で制作した作品も交えつつ、現代の多様な“やきもの”を展望します。
江戸時代中期(18 世紀)に、京都で活躍した蒔絵師・永田友治。その作品は、尾形光琳風の意匠に倣い、独自の技法を用いて漆工芸史上にしっかりと足跡を残しています。
しかしその実像ははっきりせず、謎に包まれています。本展では、多くの友治作品を展観し、化学分析による研究成果も交えて知られざる謎の蒔絵師「永田友治」の魅力にせまります。
「第40回滋賀少年王将戦」を開催します。多数ご参加ください。