3月4日より樂美術館で開催されている『茶碗の結ぶ「縁」』で展示されている、様々な作品にまつわるストーリーを紹介します。
千家と樂家で今日まで続く「縁」は、千利休と樂家初代・長次郎との出会いから始まりました。また、その後の本阿弥光悦との出会いも、徳川将軍家などの有力大名と縁をつなげ、引き合わせるなど大きな意味を持ちました。本展では当代吉左衞門氏の友人・萩焼十五代坂倉新兵衛氏の作品を展示するなど、樂家と様々な「縁」のある作品が紹介されています。
ことしるべ特集ページでは、長い歴史の中でお茶碗を巡って展開されてきたストーリーの一端をご紹介します。ぜひご覧ください。
“樂” と “萩”。2人の十五代による友情が生んだコラボレーション。
“樂” と “萩”。2人の十五代による友情が生んだコラボレーション。
織田信長、豊臣秀吉から少し時代が流れ、徳川の時代へ。
光悦からの縁により、樂家2代常慶は徳川家への出入りを許され・・・
「茶碗4碗ほどの白土、赤土を届けて欲しい」樂家に光悦の消息が残っている。「4碗ほど」この言いようは・・・・・