「京都 日本画新展2023」
出品されている30名の作家を、順番にご紹介します。
辻脇怜奈(つじわき・れいな)さん
1999年大阪市藤井寺市生まれ
奈良芸術短期大学専攻科修了
◉出品作品
「白光」
<本展出品作について作家より>
静かで懐かしいような、とても心地の良い空間だった。あの時に出会った気持ちを描き留めたいと思い、制作に至った。
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西田鳩子(にしだ・はとこ)さん
1993年京都市生まれ
京都市立芸術大学美術学部卒業
京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程修了
◉出品作品
「Private」
<本展出品作について作家より>
仕事とプライベートの溶け合う境界線を、無理矢理にでも描き出して暮らしている。
そんな日々の生活を描きました。
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長谷川悠太(はせがわ・ゆうた)さん
1997年兵庫県三田市生まれ
京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了
現在 京都市立芸術大学大学院博士(後期)課程美術研究科日本画領域在籍
◉出品作品
「洞窟のなかの心」
<本展出品作について作家より>
私のテーマは「地形の広がり」です。今回は鍾乳洞をモチーフに制作しました。四方に延びる岩肌が織り成す形は幽玄な様相を帯び、意識を奥に吸い込まれるような空洞は畏怖の念を覚えます。このような感覚を元に、地形が本来持つあるがままの世界を画面に表すことに尽力しています。
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