出品作家紹介=10=

出品作家紹介=10=

「京都 日本画新展2023」

出品されている30名の作家を、順番にご紹介します。

 


 

森桃子(もり・ももこ)さん

1977年北海道札幌市生まれ
京都市立芸術大学美術学部美術学科日本画専攻(模写)卒業
京都市立芸術大学大学院美術研究科保存修復専攻修復修士課程修了
京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画修士課程修了
京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程美術専攻日本画領域単位取得退学

 

◉出品作品
 「緑陰」

<本展出品作について作家より>

自然を歩き、対象をみつめ、そのかたちを足がかりにして、
私が感じたその場の質感、温度、湿度、空気の色や厚みを写生します。
そして、日本画画材の力を借りながら、自然の持つ様々な相貌に思いをいたし、
感じた在りようを作品として象(かたど)るべく制作に臨んでいます。

 

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森中歩(もりなか・あゆみ)さん

1988年三重県鈴鹿市生まれ
奈良芸術短期大学専攻科修了

現在 創画会会友

 

◉出品作品
 「大地の唄」

<本展出品作について作家より>

無遠慮に伸びてゆく木の枝、青々とした葉。
香り立つ土と葉には小さな虫たち。足を伝って微かに感じる地響きが、動物たちの気配を思わせる。
山のこと、あらゆる生き物たち、出会うほどにまだ知らない事を思い知る。
捉え難いほどに豊かで恐ろしい、この自然の煌めきを、なんとか描こうと筆を持つ日々です。

 

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矢野瑞季(やの・みずき)さん

1996年大阪府堺市生まれ
京都市立芸術大学美術学部美術学科日本画専攻卒業
京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻修了

 

◉出品作品
 「思い出し椿」

<本展出品作について作家より>

1,2年前から同じ写生をもとにツバキの絵を描いてきました。
今回はその写生から少し距離を置いて、写生の時に過ごしたツバキとの時間を思い出しながら制作しました。

 

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