「京都 日本画新展2023」
出品されている30名の作家を、順番にご紹介します。
竹内茉利(たけうち・まり)さん
1992年大阪府河内長野市生まれ
大阪芸術大学大学院芸術研究科芸術制作専攻修了
現在 創画会会友
◉出品作品
「続く」
<本展出品作について作家より>
この流れの先はどのように続いているのかと好奇心がくすぐられ、うねる形や動きに面白さを感じます。流れのある風景を重ね、その魅力を引き出したいと思い、描きました。
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竹歳和真(たけとし・かずま)さん
1998年大阪府枚方市生まれ
嵯峨美術大学芸術学部造形学科日本画領域卒業
現在 嵯峨美術大学大学院芸術研究科芸術専攻修士課程2年在籍
クマ財団クリエイター奨学金 6期生
◉出品作品
「拠所」
<本展出品作について作家より>
岩を前に座ると、冷たい山風が身をさす。背の方を流れる川の音や湿った土、山草の匂いが心地よい。そこに身を据え、岩と向き合う。雨が降る日も足を運ぶ。雲が裂け太陽がそこを照らすと草露が輝き美しい。
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田中翔子(たなか・しょうこ)さん
1989年京都市生まれ
京都精華大学芸術学部造形学科日本画コース卒業
京都精華大学大学院博士前期課程芸術研究科日本画修了
現在 創画会会友
京都日本画家協会会員
◉出品作品
「里―日のひかり―」
<本展出品作について作家より>
里の風景にお祝いの花束を添えて…また共に…
自然と隣り合って生きる一体感や日常に湧き起こるエネルギーを感じた。
使って良い時間を存分に使って、ようやく解って使い始めたような…与えられていることに感謝。
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