細見美術館恒例の琳派展の第21弾は、没後200年の節目を迎える中村芳中を特集します。
中村芳中(?~1819)は江戸時代に大坂を中心に活躍した絵師です。
文人画風の山水画や、筆以外の物をつかって描く「指頭画(しとうが)」の他、尾形光琳に触発され「たらし込み」の技法を駆使した草花図などを描き光琳風の画家として親しまれました。
近年ではそのゆるい表現が「かわいい」と評され、人気を集める芳中。
本展では、文人画風や琳派風、俳画など芳中のさまざまな作品をご紹介します。
ほのぼのと愛らしい、芳中画の世界をお楽しみください。
本年度のアマチュアゴルファー京都no.1を決める『京都府ゴルフ選手権』を開催します。今年の会場は、名門!田辺カントリー倶楽部!!
沢山のご応募、ありがとうございました。
組合せが決まるまで、しばらくの間お待ちください。
京都発のインストゥルメンタルバンド、jizue(ジズー)が京都市交響楽団制作チーム協力のもと「jizue orchestra(ジズー・オーケストラ)」を結成。京都新聞創刊140年を記念して、京都コンサートホール、アンサンブルホールムラタでコンサートを開催します。
三十六人の優れた和歌の詠み人「歌仙」を描く、鎌倉時代の名品《佐竹本三十六歌仙絵》。かつて二巻の絵巻物だったこの作品は、大正8年(1919)に一歌仙ずつに分割され、別々の所有者のもとに秘蔵されました。2019年は《佐竹本三十六歌仙絵》が分割されてからちょうど100年を迎える年です。これを機に、展覧会としては過去最大の規模で、離れ離れとなった断簡37件(※)のうち31件が一堂に会します。
※三十六歌仙に住吉大明神図を加え三十七図
東京で活躍した日本画家・川端龍子(1885-1966)。
龍子は、戦前より「健剛なる芸術」の創造を唱え、従来の日本画の伝統にとらわれない斬新で豪快な作風を創出したことで知られています。
龍子自らが主宰した美術団体「青龍社」は帝展・院展と肩を並べる日本画壇の一大勢力となりました。
この度、京都府立堂本印象美術館にて、龍子の初期から晩年にかけての代表作を取り揃え、その画業を振り返る展示を開催します。
龍子が1966年に没して以来、京都の美術館施設では初の回顧展です!
本展では龍子が主張した会場芸術の作品、京都を題材にした作品などを展示すると共に、京都にゆかりのある青龍社の画家たちの作品も一部紹介します。
龍子と同時期に活躍した日本画家である堂本印象(1891-1975)が立ててた美術館で、龍子芸術をお楽しみください。
ロックバンド「くるり」のフロントマンでもある作曲家・岸田繁の交響曲第一番(2016年初演)と第二番(2018年初演)を一挙再演します。2作品が連続で演奏されるのは今回が初めて。指揮・広上淳一、演奏・京都市交響楽団でつくられる熟成された音楽の新世界をご堪能ください。
当日の舞台上で、広上淳一・岸田繁による「楽曲解説」も予定しています。
日本文化を代表する、茶の湯。その歴史は禅とともにありました。禅の精神性は茶の湯には欠かせないもので、多くの禅宗美術のなかにその痕跡がうかがえます。高僧の墨蹟も、その多くが茶の湯で賞翫されることにより今に伝わりました。茶の湯の文化は現代に連綿と受け継がれてきましたが、時代と共に変化し続けてきました。権力者の茶、千利休の侘び茶、江戸時代の金森宗和らの「きれいさび」、そして近代数寄者の茶など、その享受のありかたは多様性をもって広がってきたのです。
「茶道資料館」開館40周年、ならびに「今日庵文庫」開館50周年を記念して、今日庵文庫が所蔵する貴重な文献資料の中から『三冊名物記』に焦点をあてた展覧会を開催します。
江戸時代中期に成立した茶道具の名物記『三冊名物記』は、茶入をはじめ、香炉、花入、茶碗、掛物など、当時名物として知られていた三百数十点の茶道具が掲載され、器形を描いた彩色図や詳しい作品情報、道具によっては伝来までもが記載されている画期的な資料です。懇願して名物茶道具を実見した人々の熱い思いや視点に注目しながら、『三冊名物記』の世界をご覧いただきます。
「茶の湯は常の事なり」といわれます。千利休居士が大成し、歴代家元によって受け継がれてきた茶の湯は、日常生活のさまざまな要素をとり入れ、わびのこころを大切に守りながら、洗練されてきた日本の伝統文化です。
今回の特別展では、利休居士によって新たなわび茶の道具が見出された背景と歴史を訪ねます。そして茶の湯の正式なもてなしである茶事のなかで、実際にそれらの道具がどのように用いられ、そこにどのようなこころが込められているのかを初心の方にも分かりやすく紹介します。
春は桜花舞い、秋は紅葉に彩られる嵯峨嵐山。
古来多くの貴族や文化人に愛され、芸術家たちがすぐれた作品を生み出す源泉となったこの地に、2019年10月、福田美術館が開館しました。
開館を記念した本展では、俵屋宗達や尾形光琳の琳派、円山応挙、長沢芦雪、呉春などの円山四条派など江戸時代の絵画から、竹内栖鳳、上村松園など明治以降に活躍した京都画壇たちの名品などを一挙公開します。
「みんなでカラダをうごかそう」をテーマに「KYOTO Sports Day 2019」を開催します!
さまざまなスポーツの子ども向け体験会に加え、各競技の地元ゆかりの選手を招いた体験イベントなどを実施。一般参加の「京都大運動会」や飲食エリアなど、だれもが気軽にスポーツを楽しめる一日に!
9月22日と23日の2日間、今年も京都新聞文化ホールで将棋フェスを開催します!ぜひご参加ください!
自由な発想による明日へのかたちを求めて、第30回の節目となる「光風工芸 明日へのかたち展」を開催します。
NHKの番組「猫のしっぽ カエルの手」でおなじみのベニシア・スタンリー・スミスさんは、1950年イギリスで貴族の家系に生まれました。しかし、19歳で貴族社会を離れ、京都大原の築100年にもなる憧れの古民家に暮らすようになります。
本展では、ご自宅の庭やキッチンの再現、愛用品、交流のあった人々との出会いなどをご紹介いたします。ベニシアさんがたどってきた生き方の魅力に是非ふれてみてください。
いにしえの文化や思想を伝える美術工芸品や歴史資料、その多くは、材質上、朽ち果てる宿命といっても過言ではありません。今日そういった文化財に出会えるのは、人から人へ大切に手入れし受け継がれてきたからにほかなりません。その背後にあるのは、守り伝えようとする篤い意志、そして古来培われた修復技術でした。住友財団では、そのバトンを次代につなぐべく、文化財維持・修復事業への助成につとめ、近く30年を迎えます。累計千件におよぶ助成対象のうち、集中するのが京都やその周辺。千年を超え日本の政治文化の中心だったこの地には、戦乱や天災を越え積層した記憶の数々、美意識の結晶があります。本展では、湖大から近世にいたる彫刻、絵画、文書など、住友財団助成の修復でよみがえった古都ゆかりの名品をあつめ、修復の物語とともにそのかけがえのない価値を再考します。本展が未来へと紡ぐ糸となれば幸いです。※会期中展示替えあり
今年も京都府内の私立中学・高校の進学情報をぎゅっと集めた「京都私立中学・高校展」を開催します。「学問の老舗」京都の私学情報が一度にわかるまたとないチャンスです。参加無料! 入退場自由!
お目当ての学校ブースへの相談、各学校のパンフレットなど情報収集に、ぜひお越しください!
パリ在住のポーランド人コレクター、ジョルジュ・レスコヴィッチ氏の浮世絵コレクションを紹介する展覧会を開催します。
氏のコレクションは、歌川広重や葛飾北斎、東洲斎写楽、鈴木春信など日本でも人気の高い絵師の作品が多くあります。
その中でも最も注目すべきは溪斎英泉と広重による「木曾街道六拾九次」。江戸と京をむすぶ中山道を主題とした本作はシリーズ全図が揃い、さらにそのすべてが初摺という貴重な作品群です。
その他日本各地の名所絵や春信や喜多川歌麿の美人画、写楽の役者大首絵なども展示。
海を渡った名品を通じて、粋な江戸の雰囲気を味わいながら、美術館での名所めぐりをお楽しみください。
展示替えあり
前期:8月27日(火)~9月23日(月・祝)
後期:9月25日(水)~10月20日(日)
日本文化の豊穣な芸術世界のエッセンスをコンパクトにわかりやすく展観します。本展では、「キモカワ」「サムライ」「デザイン」「黄金」「四季」「富士山」など日本美術を特色づけるキーワードを通して、東京富士美術館が所蔵する3万点のコレクションの名品から、ニッポンのビジュツを俯瞰的に展観します。
9月に開催される国際博物館会議(ICOM)京都大会を記念し、「超・異次元鼎談」が実施されます。出演は、十五代樂吉左衞門氏(陶芸家)、松井優征氏(「暗殺教室」漫画家)、佐藤オオキ氏(デザインオフィスnendo代表)の3人です。ぜひお楽しみください。
歴史の中で人から人へと受け継がれている、形を超えた何か「The Soul(魂)」。それは約450年にわたる樂茶碗の歴史の中でも大切に受け継がれ、また新たな創造性も導いてきました。日本文化の底流にある「The Soul」に焦点を当てた展覧会です。