
日本を代表する美しい花木で、吉祥の花として古くから愛され多くの絵画や工芸品のモチーフとして取り上げられてきた「椿」。
本展では、椿をテーマにした美術品の収集で知られるあいおいニッセイ同和損保コレクションから、尾形光琳・乾山の工芸品をはじめ、横山大観・村上華岳・徳岡神泉・奥村土牛・堀文子などの日本画、岸田劉生・熊谷守一などの洋画もあわせた57点の作品を展示します。
橋本花・牧進・鳥海青児など、京都で紹介される機会の少ない作家の作品にも注目です。
豪華メンバーによる、椿をモチーフにした作品の数々をお楽しみください。
また、堂本印象美術館コレクションのなかから、
椿のほか桜、ぼたんなどの花木を描いた堂本印象作品21点もあわせて紹介します。
※本展は、2020年春に新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止となった展覧会を改めて開催するものです。
第107回「光風会展」京都展を開催します。
会員・会友・一般入選作品の合計129点を展覧。是非ご観覧下さい。

昭和~平成を生きた、伝説のフォーク歌手「河島英五」。彼の音楽や詩、生き方には今なお多くの人々が影響を受けています。48年という、短くも太い人生の旅の中で彼が感じ、残したメッセージがここに集います。

日本初の"仏教総合博物館"として、2011年4月に開館した龍谷大学 龍谷ミュージアム。開館10周年を記念し、本展ではこれまでのミュージアムのあゆみを振り返るとともに、数々の展覧会を彩った館蔵品を一堂に公開!仏教の魅力を存分に伝えます。

季節を彩る花の美しさを留めようと、古来多くの画家が筆をとり、その姿を残しました。本展では近代日本画の巨匠たちが花や果実を描いた作品や現代の日本画家による大作を展示します。春薫る初夏の嵐山で麗しい花々の絵をご堪能ください。

2020年に開催した「美人のすべて」は新型コロナウイルスの感染拡大のため、やむなく会期途中で閉幕となりました。本展は「美人のすべて」に新たな作品を加え、再構成。福田美術館の美人画のすべてをご覧いただける展覧会となります。

日本美術院は、明治31年(1898年)に岡倉天心らによって創設されました。一時は中断しましたが、大正3年(1914年)横山大観らによって再興。以来、脈々と続いた在野精神を受け継ぎ、近代日本画の発展に輝かしい足跡を残してきました。昭和20年から開催されている恒例の「春の院展」も本年で76回を迎えます。現代日本画の力作が並ぶ本展は、常に新しい流れを皆さまにご覧いただいており、今回も同人の先生方の作品と厳しい審査を経て選ばれた入選作120点を一堂に展覧いたします。常に日本画壇をリードし続ける、日本美術院の巨匠から新鋭画家まで意欲溢れる最新作をこの機会にぜひお楽しみください。

2019年秋に急逝した染織史家・吉岡幸雄氏を追悼し、その業績を回顧する没後初の展覧会を実施します。
吉岡幸雄氏は江戸時代末期から続く染色工房「染司よしおか」の五代目当主で、染織の研究者でもありました。吉岡氏は古来の文献や伝世の染織遺品を研究し、伝統の色彩を求め、社寺の祭祀や古典文学に表される装束の再現・復元に力を尽くしたのです。
本展では、吉岡氏の美への憧憬と本質を見極める眼、そしてあくなき探求心によって成し遂げられた仕事と蒐集の軌跡を紹介します。
※会期中展示替え有
前期:1月5日(火)~2月21日(日)
後期:2月23日(火・祝)~4月11日(日)
京都芸術大学では、2021年度春期「京都学」講座を京都市および京都新聞との共催により開講します。これに合わせて市民受講生の募集を行います。
1200年の悠久の歴史の中で育まれてきた京都の伝統・文化をより深く学び、継承していくために、「京都で育まれてきた日本の伝統と文化」をテーマに、京都の各界でご活躍の皆様を講師にお招きし、各々の視点から「京都」の魅力を語っていただきます。
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動物写真家・岩合光昭が監督、撮影した「ネコ」ドキュメンタリー映画第2弾が写真展になりました。
岩合光昭が、世界中のネコと出会い、心から撮りたいと願ったネコの“家族愛”。流れゆく季節の中でふたつの舞台を見つめます。ミャンマーのインレー湖。湖上に建つ小さな家にネコの家族とヒトの家族が暮らしています。寄り添い共に生きる絆が、美しい水面に輝きます。北海道の牧場では、たくさんの母ネコ、オスネコ、そして子ネコたちがまっすぐに生きています。時に温かく、時に厳しく、ネコたちは成長し、自分なりの新たな世界を築いていきます。
あるがままに……水と大地を舞台に繰り広げられる、ネコたちの愛と絆の物語です。

天田郡(現在の福知山市)に生まれ、紺綬褒章受章や京都市の文化功労者として表彰を受けるなど京都の書壇を牽引してきた安達嶽南。その大いなる書業を回顧する「安達嶽南回顧展」を開催いたします。
また、師である中野越南と、彼の精神を受けついだ古谷蒼韻、山内観、杭迫柏樹、吉川蕉仙等の作品を展覧する「中野越南の精神をうけた書家たち」も併せて併催します。

日本の伝統工芸のたゆまぬ継承、発展を目指す「第50回日本伝統工芸近畿展」を開催します。鑑査を通過した陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門から、人間国宝5人の出品作まで、全221点の入選作を一堂に展観します。ぜひご覧ください。

2020年で100歳を迎えた画家・野見山暁治(のみやまぎょうじ)。長らく日本画壇を牽引してきた野見山の100歳を記念して、1959年から2020年までに制作された油彩約60点を展覧します。いまなお精力的に活躍する野見山の、豊かな色彩と、どこまでも奔放に繰り出される筆触に彩られた作品世界を、ぜひご覧ください。

画壇の重鎮として活躍していた日本画家・堂本印象は、新しい日本画のあるべき姿を模索して、1952年に半年間のヨーロッパ旅行に出かけました。
印象は憧れの西洋古典美術のほか現代美術の動向にも触れ、今後の進むべき道を確信します。
本展では帰国後に発表した「メトロ」のほか、ヨーロッパ滞在中に描いた現地のスケッチや油彩画、ヨーロッパ旅行に関連して制作された作品などを紹介します。
ヨーロッパ旅行で印象が目にした様々な風物をともに味わってみてください。

伝統文化を千年以上にわたって育んできた街・京都が生んだ日本画の天才、竹内栖鳳。かつてアトリエがあった嵐山で、一世を風靡した栖鳳の動物画と風景画の大作をはじめ、師である幸野楳嶺、四天王と称された同輩たちや個性豊かな教え子らの作品も併せてご紹介します。
※1/30から開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会期を変更しております。

藤原定家による100首の秀歌撰『百人一首』と、百人一首に選ばれた歌人のひとりである、紫式部が記した『源氏物語』。この二つに焦点を当てた展示を開催します。千年以上の時を超えた、魅力あふれる貴族文化の一端をご紹介します。
※1/30から開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会期を変更しております。

油彩画や水彩画で頭角を現した吉田が木版画を始めたのは、49歳のことでした。
それは、油彩画のタッチや描き方をベースに、水彩画で培った色彩表現や、顔料を自由自在に扱う力を生かしつつ、西洋画に見られる陰影や奥行きを木版画で表現するという前代未聞の挑戦でした。
そこで吉田は、分業を主とする伝統的な木版画の制作方法を踏襲しつつも、自身で彫や摺りの技術を知り尽くしたうえで彫師や摺師を指揮し、超絶技巧とも呼べる版画作品を次々と発表したのです。
妥協なき「絵の鬼」がたどり着いた後半生の新境地を、ぜひご覧ください。

なんとなくわかったような気がしている「視覚文化」について理解を深めるための連続講座を開講します。
「視覚の文化地図」をテーマに、美術(浮世絵/日本画/洋画)、写真、マンガ、ポスター、装丁、テレビCMなどを題材に専門家が「視覚文化」を語ります。全8回。
是非お申し込みください。
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2008年より10年以上にわたり開催してきました「京都 日本画新展」。京都ゆかりの若手作家たちが日本画を描くことを応援し、その活動の場を提供してきました。現在では本展に出品した多くの作家が多方面で活躍しています。今回も京都ならではの日本画展として「京都 日本画新展」を開催します。大賞、優秀賞、奨励賞受賞作をはじめ、推薦委員から推薦を受けた20~40歳代までの39作家の作品を一堂に展覧。あわせて推薦委員の新作等も発表します。
※作品は大賞 石橋志郎「Tone」
※美術館「えき」KYOTOでの展示は終了いたしました(2月8日)

日本美術史のほとんどすべての時代・分野を網羅する作品で構成される細見コレクション。
その中でも趣を異にしながらも圧倒的な人気を誇る「琳派」と「若冲」から選りすぐりの作品を展示。
あわせて豊かな表現力を持つ桃山陶芸 志野と織部を紹介します。
コレクターに愛された作品と対峙し、そのエネルギーを感じ取ってください。
※会期中展示替え有
前期:9月12日(土)~10月25日(日)
後期:10月27日(火)~12月20日(日)