石山寺の本尊像が東大寺の脇侍「如意輪観音坐像」と同じであることと同様に、栗東市の山中金勝寺(こんしょうじ)にある「虚空蔵菩薩坐像」が東大寺の脇侍と同じことからも、良弁が金勝寺を創建し、その法脈によって運営されていた と考えられています。
滋賀県指定文化財 木造僧形八幡神坐像
平安時代 栗東市・金勝寺
滋賀県指定文化財 木造女神坐像
平安時代 栗東市・金勝寺
金勝寺(こんしょうじ)滋賀県栗東市 |
重要文化財 木造毘沙門天立像
平安時代 栗東市・金勝寺
紫香楽宮から石山寺・金勝寺。そして甲賀の神仏へ。
次回は圧倒的な存在感を見せる甲賀・湖南の仏像を紹介します。
お楽しみに!!
<会期9月1日(日)まで>