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【ことしるべ美術クラブ スタッフおススメのアートスポット!vol.144】立命館大学国際平和ミュージアム 2020年度特別展「放射線像/Autoradiograph―放射能を可視化する―」

【ことしるべ美術クラブ スタッフおススメのアートスポット!vol.144】立命館大学国際平和ミュージアム 2020年度特別展「放射線像/Autoradiograph―放射能を可視化する―」

立命館大学国際平和ミュージアム 2020年度特別展
放射線像 / Autoradiograph ― 放射能を可視化する ―

2011年3月の東日本大震災に起因する福島第一原子力発電所事故により、大量の放射性物質が放出されました。
映像作家・加賀谷雅道氏は、事故後から汚染の可視化に取り組んできた森敏氏とともに2012年より放射線像プロジェクトを開始し、見えない汚染の実態を伝える作品を発表しています。
生態系への汚染の深刻さを伝える科学と報道としての側面と、汚染と向き合う現代社会を象徴する芸術としての側面を併せ持つ加賀谷氏の作品は、ル・モンドなど海外の雑誌にも掲載され、アルスエレクトロニカ2017栄誉賞(2017年、オーストリア)、京都国際写真祭2017富士フイルムアワード(2017年)など、世界の芸術祭で受賞しています。
本展では、福島や関東で採取した生物や日用品などの中に存在する放射性物質をオートラジオグラフィーの手法によって可視化した作品約30点と3D映像を展示します。
なお本展は、KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2020アソシエイテッドプログラムです。


ヘルメット

【 関 連 企 画 】
安斎 育郎 氏(立命館大学国際平和ミュージアム 名誉館長・工学博士)オンライン講演会
「人類と放射線――私たちが気をつけるべきこと」

日  時:2020年10月10日(土)10:30~11:30
会  場:Zoomを使用したオンライン生配信
※配信URLは開催日前日16:00にHPとTwitterに公開予定です。当日は、開催の5分前から、アクセスいただいた順にご入室いただきます。

●立命館大学国際平和ミュージアム 2020年度特別展
「放射線像/Autoradiograph―放射能を可視化する―」

期 間:2020年9月28日(月)~11月7日(土)
会 場:立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール
   HP = https://www.ritsumeikan-wp-museum.jp/
   Twitter = https://twitter.com/kmwp_PR
開館時間:新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から当面以下のとおり短縮開館と致します。
10:00~12:00 (入館は11:30まで)
13:00~15:00 (入館は14:30まで)
※消毒等の実施のため、12:00~13:00は一旦退館をお願いいたします。 当日の再入館時の見学資料費はいただきません。
休館日:日曜日、11/4(水)
見学資料費(入館料):大人400円、中高生300円、小学生200円  
※無料公開:11/3(火)文化の日 
※KYOTOGRAPHIE共通パスポート提示で本展のみ無料(1回限り)
主 催:立命館大学国際平和ミュージアム
協 力:加賀谷雅道、森敏(東京大学名誉教授)、KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭
後 援:京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都市内施設博物館連絡協議会、KBS京都、朝日新聞社、京都新聞、毎日新聞京都支局、読売新聞社、NHK京都放送局

※新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、今後の展示・イベント企画を急遽延期もしくは中止させていただく可能性がございます。詳細はホームページやTwitterにてご確認ください。

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[ことしるべ]で取り上げた、過去の立命館大学国際平和ミュージアムの展覧会

・立命館大学国際平和ミュージアム第129回ミニ企画展示「こんなはずじゃなかった」
・立命館大学国際平和ミュージアム2階 常設展示室内 パネル・写真展「わたしを ここから だして―オリンピックの「治安対策」の名の下に入管収容所で苦しむクルド難民の現在(いま)―」
・立命館大学国際平和ミュージアム2019年度春季特別展「よみがえる沖縄1935」
・立命館大学国際平和ミュージアム 2018年度春季特別展「ヤズディの祈りー林典子写真展ー」

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●KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭について
2013年以来毎年春に京都で開催される国際写真祭。
今年は世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、展示プログラムを一部変更し、秋開催となります。
今回、10のメインプログラムのほか関連プログラム、イベントも多数開催されます。
詳細はコチラ→ https://www.kyotographie.jp/

[ことしるべ]での紹介ページはコチラ → http://event.kyoto-np.co.jp/event/kyotographie-omar.html