「京都 日本画新展2022」
出品されている33名の作家を、順番にご紹介します。
梶川友里(かじかわ・ゆり)さん
1995年鳥取県生まれ
京都精華大学芸術学部造形学科日本画専攻卒業
京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程日本画専攻修了
◉出品作品
「mol と answer.」
<本展出品作について作家より>
め目の前にあるものが実際に手に取れるか、触れるまで誰にもわかりません。1番近くに見えたそれは実は幻想で1番奥にあるものこそのみがリアルなのかもしれません。しかしリアルのみが有るとも言い切れない。確かにそこには存在しています。
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川上歩(かわかみ・あゆみ)さん
1998年大阪府生まれ
嵯峨美術大学芸術学部造形学科日本画・古画領域卒業
◉出品作品
「道ゆき」(みちゆき)
<本展出品作について作家より>
緑地公園内にあるほとんど手入れされていない温室のような建物です。何も珍しいものはないと知っているのに、なぜだか行くたび中を通ってしまう、幼い頃からの癖が抜けません。
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北川咲(きたがわ・さき)さん
1995年京田辺市生まれ
京都市立芸術大学美術学部日本画専攻卒業
京都市立芸術大学大学院美術研究科日本画専攻修了
◉出品作品
「寄り合う形」(よりあうかたち)
<本展出品作について作家より>
日常に寄り添う身近な風景、何気ない形が重なり生まれる心地よい集合体、それらがいくつも寄り合って生まれた自然の量感、存在感に心を掴まれます。
今回の作品は、制作部屋の窓から見える生垣がモチーフです。陽が射すと、寄り合う木々の形がより魅力的に映ります。
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