第5回 続「京都 日本画新展」推薦委員の先生によるギャラリートーク報告 特集vol.1

第5回 続「京都 日本画新展」推薦委員の先生によるギャラリートーク報告 特集vol.1

美術館「えき」KYOTOにて行われた第5回 続「京都 日本画新展」のギャラリートークの様子をお伝えします。
1月26日(金)は推薦委員の大野俊明先生(日本画家)が、会場に駆けつけた出品作家の皆さんと作品を前にお話をされました。
大野先生による作品の解説に加え、出品作家の声を直接聞くことができる機会とあって、来場者の皆さんは興味津々の様子でした。

大野先生から、作品の題材や制作にいたった思いについて質問される場面もありました。
作家からは「職場の近くにある樹をモチーフに描きました」といった声や、「心を落ち着かせたい時に立ち寄る、池のほとりを描きました」という声があがり、「日々の生活の中で描きたいものに出合うというのは、とても大切なこと」と先生も仰っていました。

ベリーマキコさん「希望」(写真上)、若林静香さん「空から」(写真下)

梶浦隼矢さん「寂日」(写真上)、橋爪ちなつさん「きっかけ」(写真下)

大野先生を前に、最初は少し緊張気味な出品作家の皆さんでしたが、先生から直接アドバイスや感想をいただいて、熱心にお話を聞いている姿が印象的でした。