いよいよ11月18日(金)から期間限定で国宝「鏡御影(親鸞聖人影像)」が特別公開!

いよいよ11月18日(金)から期間限定で国宝「鏡御影(親鸞聖人影像)」が特別公開!

 11月18日(金)~25日(金)の8日間、期間限定で特別公開されます。

 この「鏡御影(かがみのごえい)」は、浄土真宗の宗祖・親鸞の容貌を最も写実的に描いているとされる肖像画です。「御影」とは歴代宗主の肖像のことであり、「鏡に写したようにそっくり」という意味からこのように呼ばれています。鎌倉時代から南北朝時代にかけて流行した、繊細な線描を用いて人物の特徴を描き出す「似絵(にせえ)」の代表作とされ、筆者は似絵の名手・専阿弥陀仏と伝わっています。浄土真宗における宗祖御影への信仰の様態は、本尊仏に対する信仰と近似するところがあり、重要な礼拝対象として守り伝えられています。

 わずかな展示期間となりますが、この貴重な機会にぜひミュージアムにお越しいただき、ご鑑賞ください。