漆芸家と日本画家による初の兄弟展
漆軒と印象
明治生まれの堂本兄弟・うるしと日本画の競演
日本画家・堂本印象と、その兄で漆芸家の堂本漆軒の兄弟展を開催中です。本展は、大正末期~昭和時代にかけて活躍した漆芸家・漆軒の作品をまとめて紹介する初の機会。戦前の豪華客船・あるぜんちな丸の一等食堂を飾った蒔絵飾扉など漆軒の代表作を展示するとともに、印象と漆軒の共作も展示。堂本兄弟の芸術世界をご堪能ください。
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会場の風景
■会 場:京都府立堂本印象美術館(京都市北区平野上柳町26-3) |
「花鳥風月」をテーマに、新春を彩る展覧会
京都市美術館所蔵品展 花鳥風月
京都市美術館は、1933(昭和8)年に設立された国内有数の歴史ある公立美術館。本展は、2019年度中のリニューアルオープンに向け、現在本館が改装中である同館所蔵作品から、新春にふさわしく晴れやかな「花鳥風月」をテーマに日本画、洋画、工芸作品36点を展示。竹内栖鳳、富岡鉄斎ら近現代作家たちが表現した「花鳥風月」をお楽しみください。
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堂本印象《松楓和鶴》1939(昭和14)年 右隻 京都市美術館蔵
■会 場:美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接) |
5人のプリンセス、その華麗なる姿
写真展 英国ロイヤルスタイル
~麗しきプリンセス~
世界で最も有名な王室であるイギリスのロイヤルファミリー。本展では、英国王室を華やかに彩る5人のプリンセス(エリザベス女王、ダイアナ妃、キャサリン妃、メーガン妃、シャーロット王女)の写真120点を展覧し、ライフスタイルやファッションを通じてその魅力に迫ります。
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(写真:Ken Goff/Camera Press/アフロ)
■会 場:大丸ミュージアム<京都>(大丸京都店6階) |
新鋭作家たちによる斬新な日本画世界
京都 日本画新展2019
若手日本画家の活動を奨励することを目的に2008年度に創設された「京都 日本画新展」。第11回目を迎える本展では、昨年11月の審査会で大賞に輝いた山本真澄さんの「人天」や、優秀賞に選ばれた乾榮里子さんの「琴高獺」、顧洛水さんの「夢の如くⅨ」をはじめ、20歳~40歳代までの40作家による力作を一堂に展示します。
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大賞 山本真澄「人天」
■会 場:美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接) |
国宝「北野天神縁起絵巻」どうどう公開!
北野天満宮 信仰と名宝 ― 天神さんの源流 ―
「天神さん」として親しまれる、全国に一万数千社ある天神社の総本社、京都の北野天満宮。国宝の承久本を筆頭とする北野天神縁起絵巻の数々ほか、所蔵する神宝を中心に、ゆかりある美術工芸品、歴史資料約100点を展観。それらの至宝から、北野天満宮千百年の歴史をたどります。
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国宝「北野天神縁起絵巻(承久本)第六巻」(部分)鎌倉時代(13世紀)北野天満宮蔵 〈前期〉
■会 場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉) |
禅と茶の至宝、龍光院四百年の扉が開く!
大徳寺龍光院 国宝曜変天目と破草鞋
慶長11(1606)年に建立された、京都紫野の禅刹・大徳寺の塔頭、寛永文化の発信地でもあった龍光院。本展では、国宝の曜変天目や蜜庵咸傑墨蹟などをはじめとする天王寺屋伝来の名宝を展覧します。また、寛永文化の美を伝える品々のほか、受け継がれてきた禅の伝統、龍光院の現在も紹介します。
国宝 曜変天目 南宋時代 12-13世紀 大徳寺龍光院蔵
■会 場:MIHO MUSEUM(滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300) ■会 期:3月21日(木・祝)~5月19日(日) ■時 間:午前10時~午後5時(入館は午後4時まで) ■休館日:月曜日、4月30日、5月7日 ※4月29日、5月6日は開館 ■料 金:一般1100円、大高生800円、中小生300円 ※20人以上の団体は各200円割引 ■主 催:MIHO MUSEUM、京都新聞、日本経済新聞社 ■お問い合わせ:MIHO MUSEUM 0748-82-3411 |
色鮮やかな色彩で知られる日本画家、堀文子の創作の軌跡
生誕100年 堀文子展 旅人の記憶
女子美術専門学校在学中から新美術人協会に出品し、戦後も創造美術などの革新的なグループを活動の場とした堀文子。昭和40年には日本橋髙島屋にて初の個展が開かれました。本展では初期から最新作までの100余点を展観しながらその創作の軌跡をたどり、多くの人を魅了する人間像に迫ります。
堀文子《妖精(クリオネ)と遊ぶ》2003(平成15)年 株式会社米八グループ蔵
■会 場:京都高島屋グランドホール(7階) |
裏千家が所蔵する茶道具や歴史的優品を一同に披露!
茶道資料館開館40周年・今日庵文庫開館50周年 記念特別展Ⅰ
裏千家所蔵名品展(併設展「鵬雲斎コレクション撰」)(仮称)
本年、茶の湯に関する企画展示を行う「茶道資料館」が開館40周年の節目を迎えます。また裏千家の歴代家元が収集した茶道に関する資料約6万点を収蔵する茶の湯の専門図書館「今日庵文庫」も開館50周年となることを記念し、特別展「裏千家所蔵の名品展(併設展「鵬雲斎コレクション撰)」(仮称)を開催します。同展では、裏千家が所蔵する茶道具や歴史的優品、鵬雲斎大宗匠のコレクションおよび今日庵文庫所蔵茶書が展示される予定です。
裏千家今日庵・兜門
■会 場:茶道資料館(京都市上京区堀川通寺之内上る寺之内竪町682番地 裏千家センター内) |
隠れた京の名刹に迫る!
因幡堂 平等寺展
京洛のほぼ中央、烏丸高辻に伽藍を構える因幡堂 平等寺は、平安時代の創建時に遡る本尊薬師如来立像(重要文化財、1003年頃)を祀る古刹です。この本尊薬師如来は平安時代に因幡国(鳥取県)から飛来してきたと伝えられ、「日本三如来」のひとつと称されます。本展では、同寺の本尊をはじめとする数々の仏像や仏画を、東京国立博物館所蔵の「因幡堂縁起絵巻」(重要文化財)とともに展覧する初めての機会となり、洛中の隠れた古刹・平等寺に迫る企画です。
重要文化財 木造薬師如来立像 平安時代 京都・平等寺
■会 場:龍谷大学 龍谷ミュージアム(京都市下京区堀川通正面下る・西本願寺前) |