これだけは観ておきたい2019年京都と滋賀の美術展  第1弾

これだけは観ておきたい2019年京都と滋賀の美術展  第1弾

漆芸家と日本画家による初の兄弟展
漆軒と印象
明治生まれの堂本兄弟・うるしと日本画の競演

日本画家・堂本印象と、その兄で漆芸家の堂本漆軒の兄弟展を開催中です。本展は、大正末期~昭和時代にかけて活躍した漆芸家・漆軒の作品をまとめて紹介する初の機会。戦前の豪華客船・あるぜんちな丸の一等食堂を飾った蒔絵飾扉など漆軒の代表作を展示するとともに、印象と漆軒の共作も展示。堂本兄弟の芸術世界をご堪能ください。
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会場の風景

■会 場:京都府立堂本印象美術館(京都市北区平野上柳町26-3)
■会 期:2018年12月13日(木)~2019年3月17日(日)
■時 間:午前9時30分~午後5時(入館は閉館30分前)
■入場料:一般500(400)円、高大生400(320)円、小中生200(160)円
※( )は20名以上の団体料金
※65歳以上の方(要公的証明)、および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名含む)は無料
■主 催:京都府、京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)、京都新聞
■お問い合わせ:京都府立堂本印象美術館 075-463-0007

 

「花鳥風月」をテーマに、新春を彩る展覧会
京都市美術館所蔵品展 花鳥風月

京都市美術館は、1933(昭和8)年に設立された国内有数の歴史ある公立美術館。本展は、2019年度中のリニューアルオープンに向け、現在本館が改装中である同館所蔵作品から、新春にふさわしく晴れやかな「花鳥風月」をテーマに日本画、洋画、工芸作品36点を展示。竹内栖鳳、富岡鉄斎ら近現代作家たちが表現した「花鳥風月」をお楽しみください。
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堂本印象《松楓和鶴》1939(昭和14)年 右隻 京都市美術館蔵

■会 場:美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
■会 期:1月2日(水)~20日(日)会期中無休
■時 間:午前10時~午後8時(入館は閉館30分前まで)
※1月2日(水)午前9時30分~午後8時、1月3日(木)~1月5日(土)は午前10時~午後8時30分
■入館料:一般900(700)円、高・大学生700(500)円、小・中学生500(300)円
     ()内は前売りおよび「障害者手帳」をご提示のご本人さまと同伴者1名様
■主 催:美術館「えき」KYOTO、京都市、京都新聞
■お問い合わせ:ジェイアール京都伊勢丹 075-352-1111

5人のプリンセス、その華麗なる姿
写真展 英国ロイヤルスタイル
~麗しきプリンセス~

世界で最も有名な王室であるイギリスのロイヤルファミリー。本展では、英国王室を華やかに彩る5人のプリンセス(エリザベス女王、ダイアナ妃、キャサリン妃、メーガン妃、シャーロット王女)の写真120点を展覧し、ライフスタイルやファッションを通じてその魅力に迫ります。
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(写真:Ken Goff/Camera Press/アフロ)

■会 場:大丸ミュージアム<京都>(大丸京都店6階)
■会 期:1月4日(金)~14日(月・祝)
■時 間:午前10時~午後8時(最終日は午後5時閉場。入場は閉場30分前まで)
■入場料:一般800(600)円、大高生600(400)円、中学生以下無料
※()内は前売り、10名以上の団体料金。
■主 催:京都新聞
■企画制作:クレヴィス
■お問い合わせ:大丸京都店  075-211-8111

新鋭作家たちによる斬新な日本画世界
京都 日本画新展2019

若手日本画家の活動を奨励することを目的に2008年度に創設された「京都 日本画新展」。第11回目を迎える本展では、昨年11月の審査会で大賞に輝いた山本真澄さんの「人天」や、優秀賞に選ばれた乾榮里子さんの「琴高獺」、顧洛水さんの「夢の如くⅨ」をはじめ、20歳~40歳代までの40作家による力作を一堂に展示します。
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大賞 山本真澄「人天」

■会 場:美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
■会 期:1月25日(金)~2月4日(月) 会期中無休
■時 間:午前10時~午後8時(入館は閉館30分前まで、最終日は午後5時閉館)
■入館料:無料
■主 催:西日本旅客鉄道株式会社、京都新聞
■共 催:京都府、京都市、京都商工会議所
■お問い合わせ:京都新聞COM事業局事業部 075‐255‐9758
※2月6日(水)から4月11日(木)まで、ホテルグランヴィア京都でも展示します


 

国宝「北野天神縁起絵巻」どうどう公開!
北野天満宮 信仰と名宝 ― 天神さんの源流 ―

「天神さん」として親しまれる、全国に一万数千社ある天神社の総本社、京都の北野天満宮。国宝の承久本を筆頭とする北野天神縁起絵巻の数々ほか、所蔵する神宝を中心に、ゆかりある美術工芸品、歴史資料約100点を展観。それらの至宝から、北野天満宮千百年の歴史をたどります。
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国宝「北野天神縁起絵巻(承久本)第六巻」(部分)鎌倉時代(13世紀)北野天満宮蔵 〈前期〉

 

■会 場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)
■会 期:2月23日(土)~4月14日(日)
              ※【前期】2月23日(土)~3月17日(日)【後期】3月19日(火)~4月14日(日)
■時 間:午前10時~午後6時※金曜日は午後7時30分まで(入場はそれぞれ30分前まで)
■休館日:月曜日
■料 金:一般1400円、大高生1100円、中小生500円
■主 催:京都府、京都文化博物館、京都新聞、日本経済新聞社、朝日放送テレビ
■共 催:北野天満宮
■お問い合わせ:京都文化博物館 075-222-0889



 

禅と茶の至宝、龍光院四百年の扉が開く!
大徳寺龍光院 国宝曜変天目と破草鞋

慶長11(1606)年に建立された、京都紫野の禅刹・大徳寺の塔頭、寛永文化の発信地でもあった龍光院。本展では、国宝の曜変天目や蜜庵咸傑墨蹟などをはじめとする天王寺屋伝来の名宝を展覧します。また、寛永文化の美を伝える品々のほか、受け継がれてきた禅の伝統、龍光院の現在も紹介します。

  
 

国宝 曜変天目 南宋時代 12-13世紀 大徳寺龍光院蔵

 

■会 場:MIHO MUSEUM(滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300)
■会 期:3月21日(木・祝)~5月19日(日)
■時 間:午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
■休館日:月曜日、4月30日、5月7日 ※4月29日、5月6日は開館
■料 金:一般1100円、大高生800円、中小生300円 ※20人以上の団体は各200円割引
■主 催:MIHO MUSEUM、京都新聞、日本経済新聞社
■お問い合わせ:MIHO MUSEUM 0748-82-3411


色鮮やかな色彩で知られる日本画家、堀文子の創作の軌跡
生誕100年 堀文子展 旅人の記憶 


女子美術専門学校在学中から新美術人協会に出品し、戦後も創造美術などの革新的なグループを活動の場とした堀文子。昭和40年には日本橋髙島屋にて初の個展が開かれました。本展では初期から最新作までの100余点を展観しながらその創作の軌跡をたどり、多くの人を魅了する人間像に迫ります。

堀文子《妖精(クリオネ)と遊ぶ》2003(平成15)年 株式会社米八グループ蔵

■会 場:京都高島屋グランドホール(7階)
■会 期:4月10日(水)~22日(日)
■入場料:有料


裏千家が所蔵する茶道具や歴史的優品を一同に披露!
茶道資料館開館40周年・今日庵文庫開館50周年 記念特別展Ⅰ
裏千家所蔵名品展(併設展「鵬雲斎コレクション撰」)(仮称)

本年、茶の湯に関する企画展示を行う「茶道資料館」が開館40周年の節目を迎えます。また裏千家の歴代家元が収集した茶道に関する資料約6万点を収蔵する茶の湯の専門図書館「今日庵文庫」も開館50周年となることを記念し、特別展「裏千家所蔵の名品展(併設展「鵬雲斎コレクション撰)」(仮称)を開催します。同展では、裏千家が所蔵する茶道具や歴史的優品、鵬雲斎大宗匠のコレクションおよび今日庵文庫所蔵茶書が展示される予定です。


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裏千家今日庵・兜門

■会 場:茶道資料館(京都市上京区堀川通寺之内上る寺之内竪町682番地 裏千家センター内)
■会 期:4月16日(火)~6月16日(日)
     前期:4月16日~5月12日 後期:5月18日~6月16日
■入館料:一般700円、大学生400円、中高生300円、小学生以下無料

 

隠れた京の名刹に迫る!
因幡堂 平等寺展

京洛のほぼ中央、烏丸高辻に伽藍を構える因幡堂 平等寺は、平安時代の創建時に遡る本尊薬師如来立像(重要文化財、1003年頃)を祀る古刹です。この本尊薬師如来は平安時代に因幡国(鳥取県)から飛来してきたと伝えられ、「日本三如来」のひとつと称されます。本展では、同寺の本尊をはじめとする数々の仏像や仏画を、東京国立博物館所蔵の「因幡堂縁起絵巻」(重要文化財)とともに展覧する初めての機会となり、洛中の隠れた古刹・平等寺に迫る企画です。

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重要文化財 木造薬師如来立像 平安時代 京都・平等寺

■会  場:龍谷大学 龍谷ミュージアム(京都市下京区堀川通正面下る・西本願寺前)
■会  期:4月20日(土)~6月9日(日)
■時  間:午前10時~午後5時※入場はそれぞれ30分前まで
■料  金:有料
■主  催:龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞
■共  催:福聚山平等寺(因幡薬師)
■お問い合わせ:龍谷大学 龍谷ミュージアム 075-351-2500

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