開催期間:2020年10月10日(土)~2020年12月6日(日)
日本文化の伝統と創造の中心地である京都が誇る美術の歴史。本展は、江戸から明治、昭和、そして現代まで約250年間の京都の美術を彩った名品を全国から集め、総合的に紹介します。当初3部構成で実施予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により展示計画を大幅に変更。第1部から第3部に出品予定であった作品を更に厳選し、「京都の美術 250年の夢」を展望できる総集編として再構成しました。「コロナ」の時代に開館する美術館として、様々な困難を乗り越えて、これからも「京都の美術」を継承・発展、また未来を展望できる展覧会として開催します。
会期は下記の通りです。
会期 2020年10月10日(土)~12月6日(日)
前期:10月10日(土)〜11月8日(日)
後期:11月10日(火)〜12月6日(日)
※前期・後期で作品が大幅に入れ替わります。
【ご案内】
感染症対策のため、本展は予約優先制となります。
予約は公式ウェブサイトまたは予約専用電話まで:075-761-0239(10:00~18:00)
※新型コロナウイルス感染症の状況によっては、入館方法を変更する場合があります。
<問い合わせ>
美術館ウェブサイト:http://kyotocity-kyocera.museum/
電話番号:075-771-4334 (10:00〜18:00)
本展の特色Ⅰ:日本画と工芸を中心軸に、「京都の美術」を総合的に展望
「京都の美術」では一般的に日本画に関心が集まりがちですが、同時代の工芸にも面白く優れた作品が多数存在します。明治時代に登場した洋画や彫刻が、京都ならではの日本画や工芸との関わりのなかで、どのように展開したのか。戦後から現代にかけての時代の潮流のなかで、「京都の美術」の伝統を継承しながら、どのような新しい創造が行われたのか。これまで時代や分野ごとに紹介されることの多かった「京都の美術」の全貌を、分野を超えて総覧することを試みます。
本展の特色Ⅱ:京都にない、京都の美術
本展は、文化庁をはじめ、宮内庁三の丸尚蔵館、東京国立博物館、京都国立博物館、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、東京藝術大学大学美術館など日本を代表する美術館、博物館の協力を得て開催するものです。京都にある名品だけではなく、京都では鑑賞の機会の少ない「京都の美術」の代表作を全国から一堂に集め、ご覧いただきます。
<主要作家等>
江戸から明治へ
与謝蕪村/伊藤若冲/曾我蕭白/円山応挙/呉春/長澤芦雪/富岡鉄齋/
菊池芳文/山元春挙/田村宗立/浅井忠/奥田穎川/(三代)清風與平 など
曾我蕭白《群仙図屏風》1764年 文化庁蔵 重要文化財 上:左隻 下:右隻 ◎後期 11月10日〜11月15日のみ展示
明治から昭和へ
竹内栖鳳/上村松園/菊池契月/橋本関雪/土田麦僊/小野竹喬/中村大三郎/福田平八郎/堂本印象/
梅原龍三郎/安井曾太郎/神坂雪佳/(五代)清水六兵衞/河井寬次郎 など
土田麦僊《大原女》1927年 京都国立近代美術館蔵 ◎通期展示
戦後から現代へ
堂本印象/山口華楊/上村松篁/須田国太郎/北脇昇/堀内正和/小清水 漸/
富本憲吉/八木一夫/森村泰昌/やなぎみわ/伊庭靖子 など
森村泰昌 《セルフポートレイト(女優) リタ・ヘイワースとしての私1》1996 年 個人蔵 ◎通期展示
※9月6日(日)まで「京都の美術250年の夢 最初の一歩:コレクションの原点」(本館 北回廊1階)を開催中です!
※10月4日(日)まで「杉本博司 瑠璃の浄土」(東山キューブ)を開催中です!
開催期間 | 2020年10月10日(土)~2020年12月6日(日) |
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時間 | 10:00〜18:00 ※当面の間、事前予約制など制約あり |
休館日 | 月曜日 ※祝日の場合は開館 |
会場 | 京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階、2階 京都市左京区岡崎円勝寺町124 |
ホームページ | https://kyotocity-kyocera.museum/ |
料金 | 一 般:1,600(1,400)円 大学・高校生:1,200(1,000)円 中学生以下:無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※京都市内在住または通学の高校生は無料(確認できるものが必要)。 ※障害者手帳等を提示の方は本人および介護者1名無料。 |
お問い合わせ | 075-771-4334(京都市京セラ美術館) |
主催/後援など | 主催:京都市京セラ美術館開館記念展「京都の美術 250年の夢」実行委員会 (京都市、朝日新聞社、京都新聞、産経新聞社、日本経済新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、NHK京都放送局、MBS、KBS京都、朝日放送テレビ、テレビ大阪、関西テレビ放送、読売テレビ) |
備考 | ※本展は開館延期にともない、当初3部構成で実施予定であった会期・展示内容等を再構成します。また、当面の間、事前予約・定員制にてご案内の予定です。 |