出品作家紹介=9=

出品作家紹介=9=

「京都 日本画新展2022」

出品されている33名の作家を、順番にご紹介します。

 


 

花本鈴子(はなもと・りんこ)さん

1990年富山県生まれ
奈良芸術短期大学美術科日本画コース卒業
奈良芸術短期大学専攻科日本画コース修了

 

◉出品作品
「かげのよこがお」

<本展出品作について作家より>
物と物の距離、物と物のあわいの存在について、日々考えていることを形に表せるよう努めました。

 

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松田朋子(まつだ・ともこ)さん

1989年兵庫県生まれ
京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程修了

 

◉出品作品
「水の声」(みずのこえ)

<本展出品作について作家より>
風に揺れる葉のざわめき、鳥の声、虫の音、自然はいつも音に満ちているように感じます。水辺はさらにおしゃべりです。水の流れる音、跳ねる音、草花も虫も魚も声を重ねて水面の光の中で騒いでいます。そこには私の知らない言葉があふれています。

 

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三木輝(みき・ひかり)さん

1996年福岡県生まれ
嵯峨美術大学造形学科古画研究保存修復領域卒業
嵯峨美術大学大学院芸術研究科造形絵画分野日本画修了
現在 嵯峨美術大学附属芸術センター研究員

 

◉出品作品
「その・よ」

<本展出品作について作家より>
かねてより自身の制作では「醜」、つまり死を連想させるものをモチーフとして描いてきました。しかし生物個体の死は、生命循環の流れからすると大きな一つの繋がりを表す「美」として捉えており、今回は以前解剖した銀鶏のメスをモデルにして、「醜の美」を表現しました。

 

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