出品作家紹介=2=

出品作家紹介=2=

「京都 日本画新展2022」

出品されている33名の作家を、順番にご紹介します。

 


 

大木万由(おおき・まゆ)さん

1997年愛媛県生まれ
奈良芸術短期大学日本画コース美術科卒業
奈良芸術短期大学日本画コース専攻科修了

 

◉出品作品
「漂」(ただよう)

<本展出品作について作家より>
どうにもできない心の内もすべて攫っていってくれるような、広く懐かしい景色がある。そこにある緊張感と時間を忘れられるような安堵を何度も思い出しながら描いた。右手に続く景色も今後描く機会があればと思う。

 

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大槻拓矢(おおつき・たくや)さん

1989年奈良県生まれ
京都市立芸術大学大学院修士課程美術研究科絵画専攻日本画終了

 

◉出品作品
「なまくらな圏域」(なまくらなけんいき)

<本展出品作について作家より>
風景や物の写生、古画の模写を行い、そこから得た像を画面に描いていきます。その過程で形を描き写したり、転写した線をなぞったりと、像を模倣するための行為を何度も繰り返します。そうして描かれた像は画面の中に点々と配され、空間を形作っています。

 

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開藤菜々子(かいとう・ななこ)さん

1990年東京都生まれ
大阪芸術大学芸術学部美術学科日本画コース卒業
大阪芸術大学大学院芸術研究科芸術制作専攻前期課程修士修了

 

◉出品作品
「いろはに」

<本展出品作について作家より>
風化していくものの刹那的な美しさを表現するため日本画材の箔を用いています。時間経過による素材自体の変化を取り入れることで、共に時を刻む作品を表現しています。

 

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