陶芸の森で開催中の特別展「北大路魯山人 古典復興-現代陶芸をひらく-」に合わせ、魯山人の料亭<星岡茶寮(ほしがおかさりょう)>の再現料理が食べられるお店があるそうです。
陶芸の森より車で5分ほど走ると、ほどなくして「陶の辺(すえのべ)料理 魚仙(うおせん)」さんに到着。
京都の料亭で7年の修行の後、実家であるこのお店に戻ったという店主の林田 裕貴さん。
「信楽に戻ったら、信楽焼の器に盛りたいと思っていました」
信楽焼の魯山人「写し」の器も多く持たれていた林田さんが、文献資料をもとに星岡茶寮の料理を再現し、その器と共に完成させた特別会席。その名も「Replication(レプリケーション)星岡茶寮」
11月からPartⅡとして新しいコースがスタートしています。
料理の説明をする店主の林田裕貴さん
パレットの様に六枠に仕切られた「絵の具皿」を用いた前菜
柿の風呂吹き
信楽焼らしい存在感のある大皿に盛りつけられたメイン
「今回の展覧会のテーマが『古典復興』と知り、改めて料理の古い仕事をもう一度見つめ直そうと思いました。まさしく、料理の古典復興です」(林田さん)
<器は料理の着物>の名言を残した北大路魯山人。器とともに、魯山人の食に対する思いを味わえる特別会席。ぜひ足を運んでみてください!
特別会席「Replication 星岡茶寮 Ⅱ」 向付 紅ずわい蟹 大徳寺麩 黄身酢 |
陶の辺料理 魚仙 | |
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営業時間 | 11:30-14:00 16:00-21:30(Lo) |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌火曜日) |
住所 | 529-1851 滋賀県甲賀市信楽町長野1334-2 |
問い合わせ | 0748(82)0049 |
陶芸の森陶芸館では特別展「北大路魯山人 古典復興」開催中です。くわしくは→こちら