秋の大津絵みいつけた!「三井寺百体観音堂」


三井寺百体観音堂は1753(宝暦3)年に建てられ、滋賀県指定文化財に指定されています。
西国礼所の三十三観音像を祀っており、右には坂東三十三箇所、左には秩父三十四箇所の本尊を安置、
合わせて百体の観音像を安置することから「百体観音堂」と呼ばれています。
 


ここ百体観音堂では、お堂入り口付近で「鬼の寒念仏」を見ることができます。
これまで「秋の大津絵みいつけた!」で紹介してきたものと一味違う、
かわいらしい鬼が描かれています。大津絵のバリエーションの豊かさが感じられます。

三井寺はこれから紅葉がきれいになる時期です。
参拝の際には紅葉を味わいながら大津絵をみつけてみてください!


「園城寺(三井寺)」
住所    滋賀県大津市園城寺町246
アクセス  京阪石山坂本線「三井寺駅」より徒歩約10分
参拝時間  午前8時~午後5時 ※年中無休
      指定文化財収蔵庫は午前8時30分~午後4時30分(受付終了は午後4時)
入山料   大人600円、中高生300円、小学生200円
電話番号  077-522-2238
HPアドレス  http://www.shiga-miidera.or.jp/
      三井寺公式観光サイトはhttp://miidera1200.jp/

■関連情報
「秘仏結縁」国宝金堂内陣参拝が2019年10月1日(火)~12月8日(日)の期間行われています。
日本三不動のひとつ「黄不動尊立像(重要文化財)」や、
護法善神堂の「護法善神立像(重要文化財)」が特別ご開扉されています。
詳しくはhttp://miidera1200.jp/2019autumn/から