大津絵は江戸時代初期に近江国追分(おいわけ)の髭茶屋追分で発祥したとされています。
ここでは大津絵発祥の地「追分・大谷」エリアを紹介します!
ここ髭茶屋追分は東海道と伏見街道(奈良街道)の分岐点となっており、
江戸時代から交通の要所として栄えていました。
京都と江戸を結ぶ東海道の宿場町として多くの旅人が往来し、
お土産品として大津絵が定着していったとされています。
(「藤娘」「鬼の寒念仏」:京阪京津線「追分」駅)
そのため、大津絵ゆかりの地として、京阪京津線「追分」駅と「大谷」駅では、
大津絵が駅ホームに飾られています。
(左:「鬼の三味線」「瓢箪鯰」京阪京津線「追分」駅 右:京阪京津線「追分」駅ホーム)
車窓からも眺めることができます。両方面とも後方車両がおすすめです!
(左:「鬼の寒念仏」京阪京津線「大谷」駅 右:「藤娘」京阪京津線「大谷」駅)
こちらは大谷駅。追分ー大谷間は東海道沿いに電車が走ります。
当時の旅人に思いを馳せながら大津市歴史博物館へお越しいただくのもおすすめです!
※大津市歴史博物館へは「びわ湖浜大津」駅で京阪石山坂本線に乗り換え、
「大津市役所前」駅で下車してください(下車後、徒歩約7分です)。