7月19日(金)午後6時より、京都文化博物館で現在開催中の「横山華山展」のギャラリートークが行われ、京都国立博物館学芸員(前京都文化博物館学芸員)の森道彦氏が展示作品の見どころを参加者にわかりやすく解説されました。
森 道彦(京都国立博物館学芸員)氏
江戸時代後期に京都で活躍した絵師、横山華山(1781/4~1837)。かつて有名であったにも関わらず、現在その名を知る人は多くはありません。森氏は、そんな「忘れられた天才絵師」に光を当てて紹介できることの喜びを語りました。
金曜日の夕方からの開催でしたが、幅広い年齢層の方に多数ご参加いただき、ギャラリートークは大盛況でした。華山の筆遣いや色の濃淡の付け方などの説明に、参加者の皆さんは最後まで熱心に耳を傾けていました。
学芸員によるギャラリートークは、7月26日(金)と8月2日(金)にも開催されます。いずれも午後6時から30分程度、展示室内で行います。(事前申し込み不要、当日の入場者に限ります)
8月10日(土)午前10時30分からは、宮城県美術館学芸員の土生和彦氏による講演会「京と東北をつなぐ紅花の風景」を開催します。
今回の展覧会をより深く理解する貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
参加費:無料(当日先着順、本展入場券〔半券可〕が必要)
海外の所蔵作品も含め、横山華山の画業を一挙公開する本展にぜひご来場ください。