特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」関連企画
連続講演会「佐竹本と近代数寄者をめぐる物語」(5回シリーズ)
9月13日(金) 「近代数寄者と掛物」
講師:筒井 紘一氏(茶道資料館 顧問)
昭和15年(1940)福岡県生まれ。早稲田大学文学部東洋哲学科卒業。同大学大学院修士課程日本文学専攻。文学博士。一般財団法人今日庵茶道資料館顧問、京都府立大学客員教授。『茶書の研究―数寄風流の成立と展開』(淡交社)をはじめ著書多数。
9月20日(金) 「茶会で使われた《佐竹本三十六歌仙絵》」
講師:谷 晃氏(野村美術館 館長)
昭和19年(1944)愛知県生まれ。京都大学史学科卒業。芸術学博士。野村美術館館長。主な著書に「茶会記の研究」(淡交社)、「茶人たちの日本文化史」(講談社現代新書)、「わかりやすい高麗茶碗のはなし」(淡交社)など。
9月27日(金) 「佐竹本と『伝藤原為家筆 時代不同歌合絵 伊勢』を中心として」
講師:福田 行雄氏(古筆研究家)
昭和22年(1947)東京都生まれ。古筆研究家、料紙作家。田中親美を祖父に、福田喜兵衛を父に持ち、三代にわたり、大和絵と古筆の研究、復元に力を注ぐ。現在、皇居歌会始の襲色目懐紙を製作。東宮御所、明治神宮の荘厳短冊を製作。
10月10日(木)「佐竹本の所蔵者とその想い」
講師:降矢 哲男氏(京都国立博物館 研究員)
昭和52年(197 7)山梨県生まれ。九州大学大学院人文科学府博士後期課程単位取得退学。大阪府文化財センター、茶道資料館を経て、現在、京都国立博物館研究員。専門は陶磁史、中世考古学、日本文化史。著書に『茶道教養講座⑨中国朝鮮の陶磁』(淡交社)。
10月17日(木)「佐竹本三十六歌仙絵の美と情緒」
講師:井並 林太郎氏(京都国立博物館 研究員)
昭和63年(1988)奈良県生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程(後期)退学。2014年より京都国立博物館に勤務し、現在、学芸部企画室兼美術室研究員として絵巻・肖像画を担当する。専門は日本中世絵画史。
【概要】
・時間:全講座 午後7時~(約90分間、受付は30分前より)
・会場:香老舗 松栄堂 薫習館 KARANI HALL(京都市中京区烏丸通二条上ル東側)
・アクセス:地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車、烏丸線・東西線「烏丸御池駅」下車
・定員:各回80名 ※先着順
・参加費:1講座500円 ※当日会場でお支払いください。
■申込み方法■ 郵便番号、住所、氏名・ふりがな、電話番号、参加希望日(複数日記入可)、人数(同伴者1名まで)を明記いただき、下記いずれかの方法で、「佐竹本関連イベント」係までお申し込みください。※お申し込みいただきました方の中から、各回先着80名に参加証をお送りします。
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