石本藤雄展特別展示「春の陽」

石本藤雄展特別展示「春の陽」

ただいま、細見美術館にて「石本藤雄展 マリメッコの花から陶の実へ―琳派との対話―」を好評開催中。
本展の関連展示として、細見美術館併設のお茶室「古香庵」にて石本藤雄展特別展示「春の陽」も開催しております。
本記事では特別展示「春の陽」についてご紹介します。


細見美術館の最上階には、東山の峰々を一望できるお茶室「古香庵」が併設されています。
その古香庵にて、石本藤雄展特別展示「春の陽」を開催中です。
お茶室内には、石本藤雄さん自作のお茶碗や、ファブリックをお軸に仕立てた作品、スケッチ作品などが並びます。


本展のメインビジュアルにもなっているお茶碗の作品「雪解け」は、
本展のために石本さんが作り上げた完全新作!
「雪解け」の名前通り、赤や黄色、青の鮮やかな色彩の上に、雪に見立てた白い釉薬が美しい作となっています。
お茶席用のお茶碗を作るということは石本さんにとっても初めてのことだったそうで、
「素焼きの段階では、飲み口からお茶が全部こぼれてしまったため、慌ててやすりで調節した」とのエピソードも。

和の空間と調和した石本作品を是非ご覧ください。

また特別展示開催期間中、古香庵にて「季節の生菓子とお抹茶」を注文すると、
石本さんの作品をモチーフにした展覧会限定のお菓子「冬瓜」を頂くことができます。


 「季節の生菓子とお抹茶」¥1100 数量限定 (写真左:きなこ 写真右:ごまペースト)

 

石本藤雄展は4月21日(日)までの開催ですが、古香庵での特別展示は3月24日(日)までと期間が短くなっております。
気になる方はお見逃しのないよう、お越しください。


石本藤雄展特別展示「春の陽」

会期:3月9日(土)~3月24日(日)月曜休館
   ※休館日の他、作品保護・貸切等でご覧いただけない場合がございます
時間:午前11時~午後5時
   ※美術館の開館時間とは異なっています ※貸切などでご利用いただけない時間帯ができる可能性がございます
会場:細見美術館3階 茶室 古香庵