映画作家、河瀨直美がみつめる世界
―出逢うはずのなかったものをつなぎ、新たなものをうみだす―
2024年3月29日(金)
開場18:00/開演18:30
京都市国際交流会館 イベントホール
日本文化の根底には「慮る(おもんぱかる)」という精神が根付き、その背景には豊かな想像力があります。
想像力=他社への理解や寛容違いを認めること。それは平和な世界への扉を開く大きな鍵と言えます。
映画、芸術、文化は想像力と創造力で人々の心を震わせるもの。「京都」×「琉球芸能」のコラボレーションをお楽しみください。
<第1部>18:30~19:30 河瀨直美による講演
短編作品の上映も交えながら、これまでの表現活動を通して大切にしてきたこと。
また、河瀨直美が「今」見つめている世界、そして「これから」について語ります。
2025年に開催される大阪・関西万博にて河瀨パビリオンで展開されるモノゴトの最新情報もお届けします!
<第2部>19:30~20:00 琉球古典音楽 昔節「暁」(んかしぶし あかつぃち)[振付:五世井上八千代]
琉球古典音楽「暁節」を五世井上八千代がアレンジ、振付した作品です。
暁とは夜明け前のほの暗い時分のこと。愛し合う二人の夜が過ぎ去り、離れ離れにならなければならない夜明けが迫る切ない思いが綴られています。
◆立ち方:井上 八千代(京舞井上流5世家元)・ 歌三線:仲村渠 達也
【出演者】
◆河瀬 直美(かわせ なおみ)
生まれ育った古都奈良を拠点に映画を創り続ける映画作家。
一貫した「リアリティ」の追求はドキュメンタリー、フィクションの域を越え、カンヌ国際映画祭をはじめ世界各国で授賞多数。
2010年「なら国際映画祭」を旗揚げ、2021年よりユネスコ親善大使。
2022年フランス芸術文化勲章オフィシエを仏政府より授与される、2025年大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー。プライベートでは野菜やお米を作る一児の母。
◆井上 八千代(いのうえ やちよ)
京舞井上流五世家元。観世流能楽師片山幽雪(九世片山九郎右衛門・人間国宝)の長女として京都に生まれる。
祖母井上愛子(四世井上八千代・人間国宝)に師事、2000年五世井上八千代 を襲名。2013年紫綬褒章を受章。
2015年重要無形文化財保持者に認定、2018年フランス芸術文化勲章シュパリエを仏政府より授与される。
日本芸術院会員。公益社団法人日本舞踊協会常任理事。
◆仲村 渠達也(なかんだかり たつや)
沖縄県生まれ。組踊、琉球舞踊、琉球古典音楽等、琉球古典芸能の舞台で活動を行う。
琉球古典音楽野村流を松田健八、琉球箏曲を仲嶺貞夫に師事。
琉球古典音楽野村流音楽協会、琉球筝曲盛竹会、湛水流伝統保存会師範。
日時:2024年3月29日(金)
会場:京都市国際交流会館イベントホール
(京都市左京区粟田口鳥居町2-1)
アクセス:地下鉄東西線「蹴上駅」徒歩6分
地下鉄東西線「三条駅」徒歩15分
料金:一般 5,000円 / アジャッパ会員 4,000円
【チケット申し込み・問い合わせ】
一般社団法人 アジャッパ
Tel : 075-406-1758 (午前11:00~午後6:00)
https://www.ajappa.com
共催:一般社団法人 アジャッパ/組画KUMIE Inc.