美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)にて1月2日(水)より開幕した「京都市美術館所蔵品展 花鳥風月」。
本展覧会では、2019年度中のリニューアルオープンに向け、現在本館が改装中である京都市美術館所蔵の数ある珠玉の作品の中から新春にふさわしく晴れやかな「花鳥風月」をテーマに日本画・洋画・工芸作品36点をご紹介しています。
1月6日(日)には、潮江宏三氏(京都市美術館 館長)によるギャラリートークを開催いたしました!
「本展では上村松篁《夕千鳥》、上村淳之《蓮池の冬》や鈴木百年《風月三昆図》、鈴木松年《渓流桜花図》というように親子の作品を見比べ、それぞれの花鳥風月への眼差しや美意識を楽しむ見方ができます。また小野竹喬《沼》と伊砂利彦《風》はいずれも風に揺れる波を表現していますが、表現の違いに注目してみましょう。」と本展の愉しみ方をお話いただきました。
続けて「西嶋武司《遊覧飛行》は、作家自身、若いころグライダーに夢中なっていたということもあり、まるでグライダーに乗って空から俯瞰したような景色が広がっています。迫りくる山々や彼方に広がる渓谷を作家とともに遊覧飛行するように楽しんでみましょう。」と作品鑑賞のポイントもお話いただきました。
1月13日(日)の午後2時からは、山田 諭氏(京都市美術館 学芸課長)によるギャラリートークが開催されました。本日、1月14日(月・祝)の午後2時からは、今森光彦氏(写真家)のギャラリートークを開催します。(※事前申し込み不要。ご参加は無料ですが、美術館入館券は必要です。※混雑した場合は、入館制限をさせていただく場合がございます)
ご来館、お待ちしております!