【ことしるべ美術クラブ スタッフおすすめのアートスポット Vol.302】細辻伊兵衛美術館「京てぬぐいと京うちわ 昭和初期のスポーツ展」

【ことしるべ美術クラブ スタッフおすすめのアートスポット Vol.302】細辻伊兵衛美術館「京てぬぐいと京うちわ 昭和初期のスポーツ展」

「京てぬぐいと京うちわ 昭和初期のスポーツ展」 

細辻伊兵衛美術館

2024年4月20日(土)~9月18日(水)

細辻伊兵衛美術館では今夏のパリ五輪開催を記念し、コレクションの中から、スポーツに関連するデザインの、昭和初期の貴重な手ぬぐいを紹介する展覧会を開催中です。
明治維新により近代スポーツが海外から入って以降、日本では野球やテニスなど多種多様なスポーツが広まりました。
相撲や剣道といった伝統的な武道も、現在ではスポーツの一部として親しまれています。

 昭和9年(1934)の手ぬぐい「決まり手」

 昭和6年(1931)の手ぬぐい「よーすべりますなあ」

1912年、日本はオリンピックにも初出場し、世界の舞台で活躍するようになり、スポーツに対する熱気はますます高まっていきました。
そして昭和初期、永楽屋ではオリンピックの五輪マークや舞妓さんがスポーツをしている個性的なデザインが制作されました。当時のスポーツへの関心の高さがうかがえる、貴重な手ぬぐいの数々をお楽しみください。
また、本展では創業から300年続く「京うちわ 阿以波」の伝統的な京うちわをご紹介するとともに、永楽屋の手ぬぐいとコラボした京うちわを展示しております。

コラボ京うちわ「かっとばせーまいこ!」


展覧会概要

会期 :2024年4月20日(土)~9月18日(水)
           前期:2024年4月20日(土)~7月5日(金) 後期:2024年7月6日(土)~9月18日(水)
開館時間:午前10時~19時(最終入館18時30分)
休館日 :会期中無休 ※臨時休館する場合があります
入館料  :一般1,000円(手ぬぐいチケット付), 中高大900円(要学生証提示,手ぬぐいチケット付),小学生300円(手ぬぐいチケット無)
主催 :細辻伊兵衛美術館
後援 :京都市、京都市観光協会、京都新聞
会場 :細辻伊兵衛美術館(https://hosotsuji-ihee-museum.com/
          住所 京都市中京区室町通三条上ル役行者町368(京都市営地下鉄「烏丸御池」駅4-1出口から徒歩3分)
          電話 075-256-0077
 ※駐車場はありません。お越しの際は、公共交通機関をご利用ください。

【細辻伊兵衛美術館】京都で 400 年以上の歴史を持つ木綿商・本家永楽屋。「細辻伊兵衛」は永楽屋代々の当主の名。当館は江戸・ 明治・大正・昭和・平成・令和の6時代にわたって、永楽屋が制作した手ぬぐいをコレクションに持つ美術館。古くから日本人に親しまれ、時代や文化を反映する貴重な資料でもある手ぬぐい。永楽屋や細辻家の歴史資料、当代 14 世細辻伊兵衛の作品もあわせてご覧いただけます。