滋賀県立美術館企画展
“みかた”の多い美術館展
さわる知る 読む聞くあそぶ はなしあう 「うーん」と悩む 自分でつくる!
2023 年10 月7日(土)~11 月19 日(日)
本展では、「見る」以外の方法で美術館を楽しむための、様々な“みかた”を御体験いただけます。
|
今井祝雄《ヴォワイヤン》 1994-2010年 滋賀県立美術館蔵 ©Imai Norio
岡本高幸《とろける身体-古墳をひっくり返す》 2021年 撮影:岡本高幸
山口晃《厩圖2004》 2004年 滋賀県立美術館蔵 ©YAMAGUCHI Akira, Courtesy of Mizuma Art Gallery
藤岡祐機《無題》 2006年頃 滋賀県立美術館蔵
本展では、様々な“みかた”を考えるため、以下の滋賀県内に在住の親子や、障害者福祉施設などの協力を得ています。
協力者(施設):遠藤さん親子、救護施設ひのたに園利用者、しが盲ろう者友の会会員、重症心身障害者通所施設えがお利用者、サンタナ学園生、特定⾮営利法人 BRAH=art. 利用者
◆ワークショップと講演会「さわるを楽しむ&学ぶ」 [要事前申込/抽選]
触覚を深める体験と講義。触覚を起点に、これからのミュージアムのあり方を考える「ユニバーサル・ミュージアム研究会」との共同企画。
日程:10 月8日(日)
会場:滋賀県立美術館 木のホール
1.ワークショップ「手ざわりで味わう絵本と文化財」
解説:吉田沙矢香(滋賀県立図書館)
鈴木康二(公益財団法人滋賀県文化財保護協会)
時間:14:30~15:30
定員:20 名
2.講演会「この子らから世に光を―『ユニバーサル・ミュージアム』という思想」
講師:広瀬浩二郎(国立民族学博物館 人類基礎理論研究部 教授)
時間:15:30~16:30
定員:40 名
※本イベントには、定員とは別に、ユニバーサル・ミュージアム研究会員も参加します。
◆たいけんびじゅつかん [要事前申込/抽選]
小・中学生とその保護者対象の、展覧会鑑賞&創作体験。
日程:10 月22 日(日)
時間:13:00~15:30
定員:15 名
◆(ほぼ)毎週末ギャラリートーク [事前申込不要/当日先着]
当展覧会の担当学芸員が展示室を御案内。
日程:10 月15 日(日)、10 月28 日(土)、11 月12 日(日)、11 月18 日(土)
時間:14:00~15:00
定員:各回20 名
詳しくは滋賀県立美術館企画展ページをご覧ください。
展 覧 会 情 報 |
観覧料 |
※小さなお子さんがいる、障害があるなど、様々な理由で来館を迷っている方へ |
主催:滋賀県立美術館 |
同時期に開催する当館の展覧会
◆常設展「さわるSMoA コレクション」展(企画展「“みかた”の多い美術館展」関連企画)
当館のコレクション作品を、さわることのできる「触図」にしたものと一緒に展示します。名品を、手ざわりでもお楽しみください。
会期:10 月7日(土)~12 月20 日(水)(11 月20 日(月)~11 月22 日(水)は休室)
会場:展示室2
◆常設展 小倉遊亀コーナー「静物画、そして下絵」
会期:10 月7日(土)~12 月20 日(水)(11 月20 日(月)~11 月22 日(水)は休室)
会場:展示室1
滋賀県立琵琶湖文化館地域連携企画展・滋賀県立美術館常設展
「千年の秘仏と近江の情景」
会期:2023 年10 月7日(土)~11 月19 日(日)
会場:展示室1
琵琶湖文化館がお預かりしている貴重な文化財の中から、湖南市の名刹正福寺の仏像を中心として、豊かな文化を育んできた滋賀の情景をあらわした作品を滋賀県立美術館のコレクションとともに展示します。
特に正福寺の本尊大日如来坐像(重要文化財)は国内最古級の胎蔵界大日如来像で、厳重な秘仏のためその公開は33 年ぶり、寺外では初の公開となります。そして、この度は正福寺大日如像と非常に近い関係にあると考えられる湖南市善水寺の不動明王坐像(重要文化財)を特別出展します。本展では平安時代に制作されたこの二像を中心に湖南地域の歴史の奥深さを追求します。