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【ことしるべ美術クラブ スタッフおススメのアートスポット!vol.226】名都美術館 開館35周年記念「35年の物語-あなたの好きがきっと見つかる-」

名都美術館で1月13日(金)より開催、名都美術館 開館35周年記念「35年の物語-あなたの好きがきっと見つかる-」の見どころを紹介いたします!


<所蔵品展>
名都美術館開館35周年記念

「35年の物語-あなたの好きがきっと見つかる-」
名都美術館
2023年1月13日(金)~2023年3月12日(日)
前期 1/13~2/12 後期 2/14~3/12
※前期、後期で全作品が入れ替わります。

35年間、様々なご縁によって収蔵品を増やしてきた当館。令和4年度は「名都 美術館開館 35周年記念」と銘打って4本の展覧会を開催して参りましたが、本展 はそれらの企画(「上村松園と伊藤小坡」「前田青邨・平山郁夫・小山硬」「没後50年 伊東深水」「横山大観」)で取り上げることができなかった作品に的を絞り、当館とゆかりの深い作家 や作品を通してコレクション形成の一端をご紹介します。前期の見どころは、遺族のご厚意により収蔵が叶った小野竹喬《初夏》で本邦初公開となります。後期 は院展で活躍する北田克己の画業を新収蔵品でたどるほか、日展の重鎮で日本芸術院会員でもあった岩倉壽の作品もまとめてご覧いただきます。日本画の普及を目指し、発展し続ける当館の信念をお伝えします。


 

① 小野竹喬《初夏》を本邦初公開
令和2年秋に開催された特別展「小野竹喬」展のご縁から新収蔵品となった小野竹喬の《初夏》は、本邦初公開となる作品です。青い空にふわりと浮かぶ白い 雲、天へ届けとばかりに枝葉を茂らす生命力豊かな木。竹喬らしさが随所ににじむ作品はご遺族が長年大切に保管されていたものです。また、同じく令和2年に 開催した特別展「山口華楊、中路融人、岩倉壽」展のご縁によって当館に収まった華楊の大下絵もご紹介します。

② 皆様の声にお応えして
令和2年の春以降、コロナ禍によって休館、展覧会の延期などを余儀なくされた美術館。コロナ感染の不安から来館を躊躇された方も少なくなく、当館においても「観たい展覧会を見逃してしまった」というお声を多くいただいきました。本展ではそうしたお声に応えるべく、コロナ禍の深刻な状況下で開催した山口華楊、岩倉壽や北田克己の作品を改めて展覧します。

前後期で作品が大幅に入れ替わります
35年の歴史の一端をご覧いただくという趣旨のもと開催する本展では、前後期 で全ての作品を入れ替え、全く異なる雰囲気の展覧会としてお楽しみいただきます。少しでも多くの所蔵品をご紹介し、バラエティーに富んだ作品群をお楽しみいただけましたら幸いです。新収蔵品も前後期それぞれに展覧します。

◎北田克己氏(日本美術院同人)  2 月 23 日(木・祝)、3 月 11 日(土)  各日 14:00~
◎岡田眞治氏(愛知県立芸術大学教授)と名都美術館学芸員   3 月 1 日(水)  14:00~
※参加ご希望の方は当日鑑賞券が必要です。※スケジュールは都合により、日程、内容を変更する場合があります。

 

<展示作品の紹介>
~前期展示(1/13~2/12)~


新収蔵品 小野竹喬《初夏》昭和32年(1957)

 

 


新収蔵品 山口華楊《鵜》(大下図)昭和33年(1958)

 

~後期展示(2/14~3/12)~


岩倉壽 《木のある空間》平成21年(2009)頃

 


新収蔵品 北田克己《銀河祭》平成19年(2007)

 

※本展は名都美術館のみで開催し、巡回は致しません。


●展覧会名:<所蔵品展>名都美術館開館35周年記念「35年の物語-あなたの好きがきっと見つかる-」
●会  場:名都美術館(〒480-1116 愛知県長久手市杁ケ池301番地)ホームページ
●開催期間:2023年1月13日(金)~ 3月12日(日)※前期 1/13~2/12・後期 2/14~3/12
●開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
●休 館 日 :月曜日
●入 館 料 :一般 700 円、大・高生 400 円、中学生以下無料
       ※本展覧会の前期に有料入館された方は、本展覧会後期は300円引。本展覧会の使用済有料観覧券をご提示ください(1回限り)
       ※障がい者手帳をお持ちの方は無料、付添の方1名半額
       ※20名以上2割引の団体割引あり
       ※愛知県陶磁美術館有料観覧券(2ヶ月以内)を持参の方は2割引
       ※各種割引制度は併用不可
●主  催:名都美術館
●後  援:朝日新聞社、京都新聞
●お問合せ:0561-62-8884