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【ことしるべ美術クラブ スタッフおススメのアートスポット!vol.213】京都髙島屋7階グランドホール「刺繡絵画の世界展 明治・大正期の日本の美」

京都髙島屋7階グランドホールで9月15日(木)より開催される、「刺繡絵画の世界展 明治・大正期の日本の美」の見どころを紹介します。


超絶技巧で描く、孤高の美意識
刺繡絵画の世界展
明治・大正期の日本の美
2022年9月15日(木)~9月26日(月)

明治期を中心に、日本を代表する美術工芸品として盛んに製作された刺繍絵画。技巧の限りが尽くされた作品群は、日本刺繍の最高峰とも評されています。しかしながらそれらの多くは、輸出され日本に残されておらず、日本人が作品に出会う機会はほとんどありません。当時各国で盛んに開催されていた万国博覧会にも出品され、世界の人々の賞賛を受け、作品の多くが海外に渡ることとなり、ほとんどの作品が海外に流出したままなのです。本展では、国内にある貴重な刺繍絵画作品を中心に、ビロード友禅やそれらの下絵を展示いたします。今では製作不可能といわれる繊細な職人技をご堪能いただきながら、一堂に会した日本の美をお楽しみください。


竹内栖鳳《ビロード友禅「世界三景雪月花」の下絵「ベニスの月」》
(明治37年)髙島屋史料館蔵

 


《松に孔雀図 》
(明治~大正時代)西念寺蔵 

 


《獅子図》
(明治~大正時代)髙島屋史料館蔵


《金地草花文屏風》
(大正初期)髙島屋史料館蔵

 


《桜に鳩図掛布》
(大正~昭和時代)清水三年坂美術館蔵


●展覧会名:「刺繡絵画の世界展ー明治・大正期の日本の美ー」 特設サイト⇒刺繡絵画の世界展
●会  場:京都高島屋7階グランドホール(〒600-8520 京都市下京区四条通河原町西入真町52)
●開催期間:2022年9月15日(木)~9月26日(月)
●開館時間:10時~19時(入場は18時30分まで)※最終日9月26日(月)は17時閉場(入場は16時30分まで)
●入 館 料 :一般 1000円(800円)、大学生・高校生 800円(600円)、中学生以下は無料
      ※( )内は、前売り料金。前売券はセブンチケット(セブンコード:095-917)、ローソンチケット(Lコード:53735)にて6月22日(水)~9月14日(水)まで発売中。
      ※「障がい者手帳・デジタル障がい者手帳」をご提示いただいたご本人様・同伴者1名様は無料。
●主  催:NHKサービスセンター
●監  修:京都女子大学名誉教授 廣田孝 
●企画協力:高島屋史料館
●協  力:清水三年坂美術館、株式会社千總、有限会社青木刺繍
●お問合せ:075-221-8811(代)


※明治・大正期以外の作品・製作年不明の作品も含まれます。予告なく展示作品が変更になる場合がございます。