今年は千利休生誕500年という節目の年にあたることから、利休以前の室町時代の足利将軍家による唐物荘厳から、珠光の頃の茶寄合、そして茶の湯が確立し、武野紹鷗の活躍を経て利休に受け継がれ、大成されるまでをたどる展示を試みました。創成期の茶の湯の様相をお楽しみください。
《主な展示作品》
■前期展示より
上杉瓢箪茶入、(重美)伝 珠光筆 山水図、千利休筆 妙一字、藪内剣仲作 竹一重切花入、天命笠釜 など
千利休筆 妙一字
■後期展示より
武野紹鷗筆 咲隠軒宛消息、千利休筆 芝山監物宛消息、備前水指 銘 干潟、紹鷗大棗、珠光青磁茶碗 銘 初花 など
珠光青磁茶碗 銘 初花
■全期間展示
南蛮抱桶水指、長次郎作 赤楽茶碗 銘獅子、長次郎作 黒楽茶碗 銘おそらく、千利休作 亀甲竹一重切花入 など
樂長次郎作 黒楽茶碗 銘おそらく
会 期 3月5日(土)~6月5日(日)
会 場 野村美術館(京都市左京区南禅寺下河原町61)
主 催 公益財団法人 野村文華財団 野村美術館
開館時間 10:00 ~ 16:30 (入館は16:00まで)
休 館 日 毎週月曜日
※ 4月18日 (月) に全面的な展示替を行います
入 館 料 大人800円・高大生300円・中学生以下無料
※ご来館に際してのお願い(コロナウイルス感染拡大防止のため)
・マスク、もしくはそれに準ずるものを着用してください。(マスクなど着用のないままではご入館いただけません)
・風邪の症状がある等、体調のすぐれないお客様は、ご入館をお控えください。
・入り口に設置している消毒液をご利用ください。
・入場制限を行う場合がございますので、ご了承ください。