アーカイブ公開! |
大阪市立東洋陶磁美術館で、3月7日(日)にオンライン開催(YouTubeからの限定公開配信)される
第13回李秉昌博士記念公開講座「耀州窯青磁と高麗」をご紹介します。
普段知りえない情報が、今回はオンラインにて配信されます!貴重なこの機会にぜひご参加ください。
大阪市立東洋陶磁美術館
第13回 李秉昌博士記念公開講座
耀州窯青磁と高麗
2021年3月7日(日)
13時30分~17時05分
オンライン開催(YouTubeからの限定公開配信)
参加無料〈同時通訳〉
開催内容 高麗青磁は10世紀半ばに中国・越窯の技術をもとに生まれたといわれ、その後も中国陶磁から影響を受けながら独自の発展を遂げました。高麗青磁との関連のある中国陶磁のなかでも早くからその密接な関連が指摘されているのが耀州窯青磁です。宋代耀州窯の前身は唐・五代の黄堡窯であり、とりわけ五代の黄堡窯址からは宮廷用をはじめとした天青色系の美しい釉色の高級製品が生産されていたことが分かっています。一方、宋代耀州窯青磁はオリーブグリーンの釉色に刻花や印花により多彩な文様が施されており、高麗青磁との関連も多く見られます。また、高麗王陵はじめ高麗時代の遺跡などからは耀州窯青磁も出土しており、両者の密接な関連がうかがえます。 ※本公開講座は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となった2020年の開催内容を引き継いだものです。 |
プログラム
●13:30~13:35 開会挨拶 出川哲朗( 大阪市立東洋陶磁美術館 館長)
●13:35~13:45 耀州窯について 出川哲朗
●13:45~14:35 特別講演1 北宋『営造法式』と高麗青瓷および耀州窯青瓷
謝明良氏( 国立台湾大学芸術史研究所 特聘教授)
●14:40~15:40 特別講演2 耀州窯天青釉瓷研究の若干の問題
禚振西氏( 陝西省考古研究院 研究員)
●15:45~16:25 講演3 韓国出土の耀州窯系青磁の様相と性格
韓惠先氏( 梨花女子大学校 韓国文化研究院 研究教授)
●16:30~17:00 講演4 神仙怪異と世相――宋・金耀州瓷器の刻印花人物文様分析
杜文氏( 陝西省文物保護研究院 副研究館員)
●17:00~17:05 総括 出川哲朗
●17:05 閉会
※講演者・講演内容・タイムスケジュールは事前の予告なく変更となる場合があります。 あらかじめご了承ください。
申込方法
下記URLより、必要事項を申込みフォームに入力の上、お申込みください。
お申込みURL https://pro.form-mailer.jp/fms/a871d2a7217120
※3 月5 日までにご視聴URL をメールでお送りします。
※随時リアルタイムでの参加も受付けますが、事前のお申込みをおすすめします。
※参加者には当日資料「李秉昌博士記念 韓国陶磁報告書13(「耀州窯青磁と高麗」)」(PDF 版)のダウンロードURL をお知らせします。
動画配信
公開講座終了後、YouTube にて公開講座動画を期間限定配信します。
詳細は、2021年3月10日(水)頃公開する大阪市立東洋陶磁美術館ホームぺージの「お知らせ」内の情報をご覧ください。
■申込・配信に関するお問い合わせ先:アートエリアB1
電話:06-6226-4006(12時~19時) ※月曜休
■本講座に関するお問い合わせ先 : 大阪市立東洋陶磁美術館
電話 : 06-6223-0055 ホームぺージ :http://www.moco.or.jp
興味のある方はぜひお参加ください!