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【ことしるべ美術クラブ スタッフおススメのアートスポット!vol.99】 名都美術館 特別展「鏑木清方 - 清くあれ、潔くあれ、うるはしくあれ -」

【ことしるべ美術クラブ スタッフおススメのアートスポット!vol.99】 名都美術館 特別展「鏑木清方 - 清くあれ、潔くあれ、うるはしくあれ -」

特別展 鏑木清方 -清くあれ、潔くあれ、うるはしくあれ-


《一葉》昭和15年(1940) 東京藝術大学蔵 ©Akio Nemoto


東京画壇で活躍した美人画家、鏑木清方の初期から晩年までを振り返る展覧会です。
挿絵画家として早くから人気を博した清方は、その後本格的に日本画制作と向き合い、美人画や風俗画、肖像画などを題材に情緒あふれる作品を発表し、独自の境地を開拓しました。
本展では、新収蔵の清方作品を初公開するほか、遺愛品や資料を一堂に展示し清方芸術の全貌を紹介します。


《夏ざしき》昭和27年1952) 株式会社ヤマタネ蔵 ©Akio Nemoto

鏑木清方(かぶらき きよかた)

1878年、東京神田生まれ。父は「東京日日新聞」(現毎日新聞)創立者の一人、條野採菊。13歳で水野年方に入門し挿絵画家を目指す。
15歳で、水野から「清方」の号を贈られる。父が社長を務める「やまと新聞」にコマ絵を描き、挿絵画家としてスタートを切る。
その後も「東北新聞」や「日刊人民」、数多くの雑誌に挿絵を描く。19歳のとき、第2回日本絵画協会共進会に《ひなた》を出品。
1901年、画家仲間と「烏合会(うごうかい)」を結成して日本画作品の制作に力を入れた。
1927年、第8回帝展に出品した代表作《築地明石町》で帝国美術院賞を受賞した。
なお、長年、所在不明となっていた同作は1975年以来 44年ぶりに、東京国立近代美術館で公開され大きな話題となる。
2019年12月15日まで展示されている。


◆展覧会の見どころ◆

☆新収蔵品を初公開
 近年、新たに名都美術館に収蔵した鏑木清方作品、《花の雨》、《金沢三題・大磯の風景》、《雪月花》(後期展示)を公開。
《金沢三題・大磯の風景》は、美人画家として著名な清方には珍しく風景主体の作品です。
美しい色彩で表現された風景描写に加え、点景として配された人物も愛らしく、清方の異なる一面をご覧頂けます。

☆遺愛品も展示
今回は清方の遺愛品もあわせて紹介。
画家としてだけでなく、随筆家としても優れた作品を数多く残した清方。その側面をご覧頂くべく、清方愛用の万年筆や文鎮、眼鏡など貴重な資料を展覧します。

特別展 鏑木清方 - 清くあれ、潔くあれ、うるはしくあれ -
会場:名都美術館(愛知県長久手市杁ケ池301番地)
    HP http://www.meito.hayatele.co.jp/
●アクセス:名古屋から名古屋市営地下鉄東山線「藤が丘」、「東部丘陵線リニモ杁ヶ池(いりがいけ)公園駅」下車 2番出口から徒歩5分
●開催期間:2019年12月15日(日)まで開催中です。※11月12日から後期展示に入っています。
●開館時間: 10:00~17:00 (入館は16:30まで)
●休館日 : 月曜日
●入館料 : 一般 1000円、大学生700円、中高生500円、小学生以下無料
★学芸員によるギャラリートークは12月3日(火) 14時から15時頃までを予定


《桜もみぢ》昭和7年(1932) 鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵 ©Akio Nemoto 左隻


《桜もみぢ》昭和7年(1932) 鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵 ©Akio Nemoto 右隻