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【ことしるべ美術クラブ スタッフおススメのアートスポットvol. 67】大阪市立東洋陶磁美術館  特別展「マリメッコ・スピリッツ  フィンランド・ミーツ・ジャパン」

【ことしるべ美術クラブ スタッフおススメのアートスポットvol. 67】大阪市立東洋陶磁美術館  特別展「マリメッコ・スピリッツ  フィンランド・ミーツ・ジャパン」

特別展
マリメッコ・スピリッツ フィンランド・ミーツ・ジャパン

テキスタイル・ブランドとして知られるマリメッコは、アルミ・ラティア(1912-1979)により1951年に創業されました。第二次世界大戦後の困難な時代に登場した、鮮やかな色彩と力強くユニークなテキスタイルは、それまでのフィンランドでは見られない新しいデザインでした。当初から、デザイナーが自由に創作意欲を発揮できる環境が整えられて生み出されたオリジナルなパターンは、時代や地域を超えて現在も愛され続けています。

本展では、現在のマリメッコで活躍するデザイナーにより「JAPAN」をテーマとした新作パターンを制作していただきました。このプロジェクトに参加したのは、パーヴォ・ハロネン(1974-)、マイヤ・ロウエカリ(1982-)、アイノ=マイヤ・メッツォラー(1983-)の3名です。彼らのテキスタイル・デザインのためのスケッチや、スタジオの道具、さらに各作家のインタビュー映像などによりテキスタイルの制作過程を紹介し、マリメッコにおける作家の個性と制作の多様性をご覧いただきます。

マイヤ・ロウエカリ(1982-)桜の花の雨 2017

パーヴォ・ハロネン(1974-)光の輪 2017

アイノ=マイヤ・メッツォラー(1983-)苔寺 2017

 

また、会場内では茶室建築家・飯島照仁氏設計、マリメッコ監修による新作のお茶室をご覧いただきます。
★飯島照仁氏による記念講演会「茶室の美 伝統(利休)と創造(マリメッコ)」の詳細はコチラ

” 当館では、大阪会場のためだけに、マリメッコと相談しながら創ったお茶室を披露いたします。
皆さんご存知の華やかなファブリックが茶室空間とどう溶け合うのか、日本文化の基礎にある茶文化を通して、現代の日本がマリメッコに出会うことで生まれた新しい空間を、ぜひご覧ください。”(大阪市立東洋陶磁美術館 学芸員)

館内は撮影OKなのも嬉しい展覧会です!
先に紹介した同館の特別展「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア  ― コレクション・カッコネンとあわせてお楽しみください。

特 別 展
マリメッコ・スピリッツ フィンランド・ミーツ・ジャパン

会期:2019年7月13日(土)~10月14日(月・祝)  
休館日:月曜日(ただし7/15、8/12、9/16、23、10/14は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)、24日(火)
開館時間:9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場:大阪市立東洋陶磁美術館(大阪市北区中之島1-1-26(大阪市中央公会堂東側)
   HP=http://www.moco.or.jp
入館料:一般1,200円(1,000)、高大生700円(600)
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明)は無料
主催:大阪市立東洋陶磁美術館、朝日新聞社
特別協力マリメッコ、公益財団法人ギャラリーエークワッド、公益財団法人DNP文化振興財団 
企画協力:S2株式会社  後援:フィンランド大使館、フィンランドセンター
同時開催
特別展「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピアコレクション・カッコネン」
[平常展]中国陶磁、韓国陶磁、日本陶磁、鼻煙壺
問合せ:大阪市立東洋陶磁美術館  電話:06-6223-0055 

 

イベント情報!

ラボカフェスペシャルfeaturing クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島&鉄道芸術祭
シンポジウム「社会と表現の相互作用―フィンランド近現代史と陶芸」
詳細はコチラ