【オススメのアートスポット紹介!Vol. 49】京都府立文化芸術会館「第三十九回京都工芸美術作家協会展」

【オススメのアートスポット紹介!Vol. 49】京都府立文化芸術会館「第三十九回京都工芸美術作家協会展」

第三十九回
京 都 工 芸 美 術 作 家 協 会 展

昭和21年に設立された京都に活躍の舞台をおく工芸美術作家の団体、京都工芸美術作家協会(総会員数348名)。
染織・陶芸・漆芸・金工・人形・ガラス・截金・木竹・七宝等の多様な芸術分野の作家が、部門や会派を超えて作品を発表します。
今回出品した173名の作家による挑戦、独自の芸術的試行を、会場でぜひお楽しみください。(~17日まで)


[ことしるべ]では、会期初日の本日、会場にうかがい、ご自身の作品も出展されている、京都工芸美術作家協会の羽田登理事長と、今回京都府知事賞を受賞された高井晴美氏にお話をお聞きしました。


羽田 登 氏

京都工芸美術作家協会理事長 羽田 登 氏
” たくさんある工芸団体の枠を超えて京都の工芸作家が集まった会による展覧会です。
会場サイズに合わせるために、出品作品の大きさにどうしても制限がかかってしまいますが、その中でも、作家が自己主張をしっかり出しています。
「使う」「観る」そして「将来の工芸とは?」というテーマも含めて、様々なタイプの作品が展示されております。ぜひお楽しみください。”

 


高井 晴美 氏 (ご自身の作品とともに)

高井 晴美 氏 (京都府知事賞受賞作家)
” 京都府北部の舞鶴市にある成生(なりゅう)という漁村に生まれ育ち、現在もそこで窯を持ち、作品制作をしております。
海のそばに住み、海が好きで、27年間一貫して「海」を題材にした作品を作ってきました。
今回の「濤聲(とうせい)」という作品も、波音を聞きながら「波の声」を想像して作った作品です ”

 

☆関連イベント情報
「作家と語ろう」
・3月16日(土)午後2時~2時40分
 日下部雅生氏(染色)、山本由紀子氏(陶芸)、栗本夏樹氏(漆芸)、角田誠治氏(諸工芸)
・3月17日(日)午後2時~2時40分
 吉田匡廣氏(染織)、髙坂嘉津幸氏(陶芸)、村田好謙氏(漆芸)、向井弘子氏(金工)
 

第三十九回京都工芸美術作家協会展
会 期 開催中~3月17日(日)まで
時 間 午前10時~午後6時
会 場 京都府立文化芸術会館
      〒602-0858 京都市上京区寺町通広小路下ル東桜町1番地
      HP http://www.bungei.jp/index.shtml
◆料 金 無料
問い合わせ 京都工芸美術作家協会事務局(京都府文化スポーツ部文化芸術課内)  電話 075-414-4221