今回、7月20日～25日までOPT GALLERY（オプトギャラリー）にて開催された「2018京都大ねこ展」を訪問しました。
毎年この時期に、京都・大阪・東京など日本各地から作家さんが集まり開催されるこの展覧会は、絵画・絵葉書・アクセサリー・布小物など幅広いジャンルのねこ作品が一堂に会します！
ねこをこよなく愛する11団体が、思い思いのねこへの愛を作品にして表現。気に入った作品は購入可能です。

出品作家さんのひとり、キムラトモミさんにお話しをうかがいました。

キムラ トモミ
広島出身、 京都在住。 銅版画・ 絵画・ 絵本・ イラストレーションなど、幅広い作品を手掛ける。
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↑キムラさんの作品の一部

キムラさんは広島県出身、京都精華大学 版画専攻をご卒業され、現在も京都に在住の画家です。
ねこだけでなく、いろいろなテーマでイラストや版画、小物の制作を手掛けていらっしゃいますが、「20代でねこを飼い始めてからねこをモチーフに作品を制作することが増えました」とのこと。
キムラさんご自身は、ねこをテーマに創作活動を始められたのはここ５～６年とのことですが、今回出品されていた作家さんの中には、約20年間にわたりねこ一筋の作品を生み出し続けている方もいらっしゃるそう。

取材をしていて気になったのが…「ねこになりたい方 猫にかきます ねこ変身画」の看板。
こちらの「猫に変身似顔絵」は、ひとりひとりの顔写真から、キムラさんに似顔絵を「ねこ」にして描いてもらえる、ねこ好きの方にはたまらない！そんなサービスです。

キムラさん：飼い猫ちゃんと、ねこに変身した飼い主さんとのツーショット肖像画が人気ですが、もちろんお一人でも結構ですし、ねこが好きでも飼えないという方にも人気です。

また、亡くなったねこちゃんとの思い出に、と元飼い主さんからのオーダーがあることも少なくないそう。

キムラさん：ねこはどうしても人間より早く寿命が来てしまうので、こういった思い出の残し方をされる方もいらっしゃいます。

※「猫に変身似顔絵」についてのお問い合わせは、こちらからどうぞ！→キムラさんオフィシャルサイト

最後に、キムラさんにズバリねこの魅力とは？を質問してみました。
キムラさん：「ただかわいいだけじゃなく、いろんな表情が見えるところですね。ヒトがねこから学ぶことはたくさんあります。人間とは全く違う生き方をしている生き物ですが、
ねこと一緒にいると“生き物同士として心が確かに通じ合うときがある”と感じるときがあります。」

【本展出品作家さんの今後のご予定】

キムラトモミさん：「第８回ワン・ニャン展」
ギャラリー翔（左京区北山通下鴨中通東入北側）
8月28日（火）～9月9日（日）午前11時～午後6時まで

浦本工房さん：「プティ マガザン」同時代ギャラリー　10月中
※詳しくはこちらをご覧ください。（浦本工房HPへ）

大丸ミュージアム＜京都＞では、8月1日（水）から8月13日（月）まで写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き２」を開催します。
世界各地で撮影された作品の中から、厳選された約150点が展示されます。こちらもご期待ください。