【オススメのアートスポット紹介!vol.8】開館1周年記念!草間彌生作品123点を一挙に公開!!

【オススメのアートスポット紹介!vol.8】開館1周年記念!草間彌生作品123点を一挙に公開!!

2017年6月10日に祗園甲部歌舞練場内に開館した、大規模な草間彌生コレクションを展示するフォーエバー現代美術館。1913年(大正2)に建築された登録有形文化財指定の伝統的な木造2階建ての館内で前衛芸術家・草間彌生の作品を楽しめるとあって、オープン当時から話題となり「フォーエバー現代美術館コレクション 草間彌生 My Soul Forever」では14万2千人、「都をどり特別展 祗園・花の宴 草間彌生・花の間展」では2万人以上を動員しました。

 

開館1周年を迎えるフォーエバー現代美術館が、これまでの常設展示室3室と企画展示室1室に加え、新たに2室(約170畳)を拡張しグランドオープン!!
オープンを記念して「草間彌生 永遠の南瓜展」を2018年5月3日(木)~2019年2月28日(木)まで開催します。
貴重な初期作品や南瓜、花のモチーフ作品、草間彌生が浮世絵師とコラボレーションして制作された「七色の富士」の作品シリーズなど、草間彌生作品123点を一挙公開します!
本特集では、新たに拡張された「南瓜の間」「富士の間」の見どころをご紹介します!!※フォーエバー現代美術館は閉館いたしました。

 

◆◆南瓜の間◆◆

  
撮影禁止エリアですが、許可を得て撮影しています。

「南瓜の間」では草間彌生の代表的なモチーフの一つとして知られる南瓜作品の世界をお楽しみいただきます。
「実際の南瓜がそれぞれ豊かな表情を持っているように、わたしの南瓜だってどれ一つとして同じではない。」と草間彌生が語るように、南瓜作品は実に様々な形、色、素材で制作されてきました。本展では、多彩な南瓜作品の世界を油彩、版画、立体インスタレーション作品35点でご紹介します。


 撮影可能なエリアです。

立体インスタレーション「宇宙にとどけ、水玉かぼちゃ」は写真撮影可作品です。
空間の中心に鎮座する南瓜のオブジェを360度ぐるりと取り囲むのは、無数の丸い鏡。
メタリックな質感の南瓜と鑑賞者自身が、ミラールームのなかで増殖を繰り返すさまは、とても不思議。ぜひ写真を撮りながら展示空間をお楽しみください!

 

◆◆富士の間◆◆


  撮影禁止エリアですが、許可を得て撮影しています。

「富士の間」では、草間彌生が浮世絵師とコラボレーションして制作した「七色の富士」の作品シリーズ全7点と同じく、富士山を題材とした浮世絵版画として制作された「わが心の富士はかたる」「富士は心の故郷」を展示。草間彌生の富士山の世界をご紹介します。
「七色の富士」の作品シリーズは、全7点をフォーエバー現代美術館が所蔵していたため実現できた展示!
オレンジ、グリーン、ピンク、イエロー、コバルトブルー、ブラック、レッドと色鮮やかな富士は、同じ原画と思えないほど表情が異なります。ぜひ見比べながら鑑賞してみてくださいね!


  撮影禁止エリアですが、許可を得て撮影しています。

わが心の富士はかたる」「富士は心の故郷」はいずれも2015年と近年に制作された作品。
草間さんが止まることなく制作を続けていることを感じることができますね。

 


文化の殿堂として知られる祗園甲部歌舞練場内の「八坂倶楽部」内の畳敷きの部屋で草間彌生コレクションを存分に楽しんでいただける本展をお見逃しなく!
美術館の入口に展示された大きな南瓜のオブジェを目印にお越しください♪


次回は、グランドオープンを記念して新登場したお土産やカフェでいただける新メニューをご紹介します!お楽しみに!