京都府立堂本印象美術館で開催の企画展「若き日のロマン、大正時代の印象さん」をより深く楽しむための講演会を実施します。
日本画家・堂本印象は京都市立美術工芸学校卒業後、家族を養うために、龍村平蔵の龍村製織所にて図案家として働きます。その後大阪勤務となったため、若き日の印象は大阪と深い関係を持つことになります。
印象は21歳の時に、夢二を思わせる挿絵と詩文で構成され、「心中の都、美しい心中の都、私が一つ身の振袖姿だつた頃、はじ甫めて京から伏見の三十石船でくだりました」という架空の少女の回想ではじまる『いの字絵本 恋の都大阪の巻』を刊行します。
本講演では、若き日の抒情的な面が色濃い『いの字絵本』に描かれた女性のモチーフや大阪風俗に沿って、堂本印象の青春時代について深掘りします。
【講師紹介】
橋爪節也氏(大阪大学名誉教授)
1958年生。東京芸術大学大学院修士課程修了。
東京芸術大学美術学部附属古美術研究施設助手、大阪市教育委員会事務局文化財保護課、大阪市立近代美術館建設準備室主任学芸員を経て、現職。
近世・近代の大阪を中心とした日本美術史の研究で知られる。
日程:2024年1月19日(金)11時~12時半
会場:京都新聞文化ホール(京都市中京区烏丸通夷川上ル 京都新聞ビル7階)
定員:150名(先着・定員になり次第締め切り)
料金:1000円(「若き日のロマン、大正時代の印象さん」展覧会入場券1枚+次回展入場引換券1枚付)
※WEB申し込みの場合はクレジットカードによる事前決済
※展覧会チラシ記載の内容に加え、新たに「次回展入場引換券1枚付」が追加となりました
講師:橋爪節也氏(大阪大学名誉教授)
主催:京都新聞、京都府立堂本印象美術館
問い合わせ:京都新聞COM事業推進局開発推進部(TEL:075-255-9757 10時~17時)
【申し込み】
参加希望の方は下記申込フォーム、またはFAX(075-255-9763)に
①氏名②年代③電話番号④メールアドレスまたはFAX番号
を明記して、お申し込みください。
1月17日(水)締切。定員に達し次第、期日前でも締め切ります。
※締め切り後にご案内をお送りします
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