ただ今、京都市美術館別館にて「第103回 二科展」を開催しています。
ここでは、本展に展覧される作品の中から、一部作品をご本人の言葉とともに紹介します!
今回は、デザイン部から会友推挙で京都新聞賞の作品と絵画部から新入選の作品です。
会友推挙・京都新聞賞
小出富子
作家コメント
今回の作品を制作する際に師匠が生きているうちに「ワシを描け」と言われ、
「不出来なものになればどうなることか。。。」と思いながらの制作でしたが、
師匠も納得の作品となりました。
画面では伝わらない質感のある作品ですので、是非実物をご覧いただければ嬉しいです。
新入選 井上良子『Rose―鏡のように』
作家コメント
絵と詩が大好きで、子どもアトリエや大人の絵画教室、詩を書く事などを仕事にしています。
そのうち絵については、描きつづけながらも個人で楽しんでいました。
今春、末娘が社会人になりました。
子育てを終えた事を機に「やっとスタート地点についた」感じで、自分自身を見つめなおしました。
これまで「絵を人に問うのはどうかな?」と思っていたのが、環境の変化と共に心境も変わり
今回初めて公募展にチャレンジしました。
二科の絵は大好きで、ここで入選させてもらった事を大変光栄に思っています。
これからも絵と詩、ともに頑張っていきたいと思います。
次は、京都新聞賞の作品をお届けします!