「第103回 二科展」 作品紹介 vol.7

「第103回 二科展」 作品紹介 vol.7

10月2日(火)より京都市美術館別館にて開催中の「第103回 二科展」。
 ここでは、本展に展覧されている作品の中から、一部作品をご本人の言葉とともに紹介します!

 今回は、絵画部から新入選の2作品です。

 新入選 木村裕子『かくれんぼ』

作家コメント
私の出品作品を二科展で選んでいただき、感謝しています。
絵肌の表現などがこれからの研究課題です。
タイトル「かくれんぼ」については、私は時々探し物をすることがあります。
イヤリング、眼鏡、書類、鍵等々、見つからないと少々不安になります。
きっと物が何かに変身し、私を困らせようとして「かくれんぼ」しているのかも…と空想しながら捜します。
「もういいよ、出ておいで」と呼びかけると、私の視野に表れます。
たわいもない日常生活の出来事を「かくれんぼ」とタイトルにしました。


新入選 大原隆行『雨宿り』

 

次回は各部門の京都新聞賞の作品を紹介します。ぜひお楽しみに!