「第103回 二科展」 作品紹介 vol.3

「第103回 二科展」 作品紹介 vol.3

 10月2日(火)より京都市美術館別館にて「第103回 二科展」を開催します。
 ここでは、本展に展覧される作品の中から、一部作品をご本人の言葉とともに紹介します!

 今回は、写真部から新入選《上》3作品です。

 新入選 近江屋與兵衛『ひとり』



 

 作家コメント
  今年から新設された「アートフォト部門」へ初出品しました。
  この場所にあこがれの女性がいたらとの想いでデジタルアート作品を制作しました。
  入選を大変喜んでおります。ありがとうございました。


 

初入選 金田紀一『白いドレス』



 作家コメント
 この作品は、嵯峨大覚寺の大沢池で撮りました。
 写っている野鳥はダイサギです。
 繁殖期にだけ生える飾り羽が風になびいて、まるで白いドレスのように感じました。
 ダイサギの姿もどこか優雅で、その美しさに思わず夢中でシャッターを切りました。
 撮影時に一番気をつけたのは、主役のシャープなピントです。
 白い羽の一本一本が鮮明に撮れたのではないかと思います。
 また、明暗や優美な雰囲気の表現にも留意しました。
 腕試しのつもりで初応募したところ、初入選し、感無量です。

 

 

山口恒夫『大砂嵐』




作家コメント 
定年を機に2年間通信教育を受け、写真を始めました。
二科展には10年ほど前から挑戦しはじめ、今回7回目にてやっと入選することが出来ました。
写真部の名誉会員 木村晃造先生並びに会員の八木富夫先生にご指導仰ぎ、大変感謝しています。
この作品は、今年の2月に城陽市で開催された「Joyo Super Jump Extreme 2018」で撮影したものです。
会場は、すごい砂ぼこりで、カメラにも細かい砂がついて大変でしたが、なんとかこの感じを捉えたい一心で撮影しました。

 

次回は、引き続き≪中≫として3作品を紹介します。