「第103回 二科展」 作品紹介 vol.2

「第103回 二科展」 作品紹介 vol.2

10月2日(火)より京都市美術館別館にて「第103回 二科展」を開催します。
ここでは、本展に展覧される作品の中から、一部作品をご本人の言葉とともに紹介します!

第2回目は、絵画部から会員賞受賞の3作品です。

会員賞 石橋国夫『気配』

作家コメント
二科展に出品して36年、会員出品4年目の受賞です。
審査は理事の会員と外部審査員により決まり、評価されたことを嬉しく思っています。
会員になって思うことは、一般、会友の作品審査ができることです。
全国からの多くの作品を3日間見ると出品者の日々の制作努力に胸を打たれます。
もうひとつは出品作品が大作も展示してもらえることに喜びがあります。
今回の私の作品は、F150号(縦2273×横1818mm)アクリル画で、日々の生活のなかで感じる気配を抽象的に表現しています。
SNSなどネットで絵を見ることの出来る時代になりましたが、作品の前で大きさ、絵肌などを見ていただき、何かを感じていただければと思っております。

 

 

会員賞 北村美佳『テーブル』

作家コメント
日々のテーブルの上に、現れては消えて、また現れては消えてゆくものたち。
それらを暮らしの中でついたシミのように表現してみたいと思いました。

 

 

会員賞 石田勝己「紙芝居」


作家コメント     
友人から紙芝居の原画を描いてほしいと頼まれました。
題材は「はなさかじじい」です。
子どもや大人に向けて発信できるストーリーになっており、それをイメージして児童画風に表現しました。

 

次回は、写真部から初入選の作品を紹介します!お楽しみに!!