ターナーの技を盗めるか? 水彩画教室開催!

ターナーの技を盗めるか? 水彩画教室開催!

 

「ターナー 風景の詩」関連イベント 
「思い出の風景を水彩画で描こう ― ターナーのように ー」

3月25日(日)、京都文化博物館3階やすらぎコーナーで、「ターナー 風景の詩」関連イベントのひとつ「思い出の風景を水彩画で描こう ― ターナーのように ー」が開催されました。
募集開始から早々に定員に達した本企画。
 


日本画家の鵜飼雅樹先生を講師にお迎えし、まずは先生自らが描かれたスケッチなどを鑑賞。ターナーの技法の説明などをお話いただきました。
 


その後、先生による実演。
ターナーが使ったと思われる、紙全体を水で濡らすところから始まる「濡れ描き(ウェット・イン・ウェット)」と白くしたい部分に水を加えて布でふき取る「ワイピングアウト」などの技術を駆使して、参加者の目の前で、鵜飼先生自らがサラサラッと風景画を描かれました。

そしていよいよ、本日の参加者もその技法に挑戦して思い出の風景を絵にしていくこととなりました。
ちなみに今回、ターナーが使ったものに近い用紙を使用したそうです。
終始アットホームな雰囲気の中、個々の参加者の質問を受けながら、鵜飼先生がアドバイス、時には実演もおこなっていただきながら、徐々に作品が出来上がっていきました。



 さて、参加者の皆さんはターナーのように描けたでしょうか?

最後は完成した作品の講評会を開催。
まず参加者から、選んだ風景についてひとこと、そして参加してみた感想をひとことずつお話ししてもらいました。
先生からはおひとりおひとりの作品について、あたたかくこまやかなメッセージがありました。
参加者の皆さんは額に入れた自身の作品をお持ち帰りになられ、本日の水彩画教室は終了いたしました。


「ターナー 風景の詩」は京都文化博物館で4月15日(日)まで開催中です。