「英国式紅茶の淹れ方教室　～ターナーに思いを寄せた空間で過ごすひととき～」開催

3月11日（日）、これまでターナー展の関連コラムで紅茶の魅力や楽しみ方についてご紹介いただいてきた、京都らしい紅茶教室「ティージョルノ」代表の福田万弓先生による「英国式紅茶の淹れ方教室　～ターナーに思いを寄せた空間で過ごすひととき～」がついに開催されました。

普段は非公開の京都文化博物館の別館２階講義室を特別に公開しての講座です。
これまでルポなどでもご紹介してきましたとおり、担当者も紅茶について学び、講座の作り方について一から教えていただきながら迎えた当日。
緊張する関係者一堂に先生から「やっと当日が迎えられましたね！」と声をかけていただき、一気に場の緊張がほぐれました。

午前の部、午後の部の2回40名の講座では、まずは福田先生による紅茶の楽しみ方や皆さまに試飲して頂くセイロンティーの現地の茶園、工場の取材風景の写真をご覧頂きながらはじまりました。
そして今回の講座を引き受けてくださった経緯の説明の中で福田万弓先生の趣味であるヨットで作る“セーリングティー”の動画や写真などもスライドで紹介されました。

次に福田万弓先生所有の英国老舗窯スポードのティーセットと使ったデモンストレーションで手順を確認していただきました。
いよいよ参加いただいた皆様による実践です。10人ずつに分かれたグループでは役割を分担して美味しい紅茶を淹れました。
実際に先生が取材なさった時の茶園写真を見て、新芽がたっぷり入った上質な茶葉を愛で、最後に香り高いスリランカ産ルフナティーを頂く・・・贅沢な時間です。

ティージョルノ福田万弓セレクションティー　スリランカニュービターナカンダ茶園「ルフナ」

ティージョルノ×ターナー展 当日限定オリジナルクッキー

ティージョルノ福田万弓セレクションティー「スリランカロスチャイルド茶園・キャンディ」を使用したものです。
サプライズで何かターナー展に纏わるものを召し上がっていただきたいという先生の想いから、ターナーの帆船や京都のモチーフを模ったクッキーをこの日のためにご用意下さいました。
 

今回はみなさんにマイカップ＆ソーサーを持参いただき、紅茶を楽しんでいただく趣向でしたが、どれも素敵なカップばかりでしばらくは、カップの撮影会も開催されました。

なんと偶然にも、当日は１階で音楽会が開催されており、バイオリン演奏のＢＧＭが流れる中で開催された今回の講座。
参加者の皆様には、紅茶の香りとともに豊かな気持ちでターナー展を楽しんでいただけたのではないでしょうか。

最後に参加いただいた皆様からいただいたご意見を一部、紹介します！
・楽しかったです！
・丁寧な説明でとても良かった。
・実際に紅茶を淹れながら覚えられたので、良かったです。
・とても豊かな時間を過ごせました。
・雅と英国風のマリアージュ。
・紅茶の美味しさを楽しめました。
・発見がたくさんでした。
・19世紀にタイムスリップ。
・Amazing！

「ターナー　風景の詩」は4月15日（日）まで好評開催中です。