開催期間:2018年7月5日(木)~2018年8月1日(水)
本展では風景というテーマに注目し、葛飾北斎や歌川広重などによって大成された風景画を新しい形で表現した新版画の魅力に迫ります。川瀬巴水と吉田博の作品を中心に、日本各地の四季折々の情景を豊かな色彩で捉えた作品約100点で、新版画ならではの写実的な風景をお楽しみください。
■「新版画」とは?
日本では、江戸時代に浮世絵が誕生したことで大量印刷が可能となり、庶民の間でも絵画が親しまれるようになりました。庶民を中心にもてはやされた浮世絵の人気は、時代のとともに収束に向かいましたが、それらの技術は次の時代へと受け継がれます。版元渡邊庄三郎が中心となり、大正から昭和初期にかけて、浮世絵を再興するとともに、「新版画」として発展しました。
■本展のみどころ
●川瀬巴水、吉田博を中心に、橋口五葉、伊東深水、三木翠山らの作品約100点を展覧します。各地の名所をご紹介するほか、関西ゆかりの地もご覧いただけます。
●あのスティーブ・ジョブズを魅了した川瀬巴水、ダイアナ元妃やフロイトにも愛された吉田博など、国内外で人気が高い作家の作品をお楽しみください。
■主な出品作品
作品画像は上段左から順に、
・吉田博《関西 猿沢池》昭和8(1933)年
・川瀬巴水《元箱根見南山荘風景(5) つつじ庭に遊ぶ二美人》昭和10(1935)年
・笠松紫浪《春の夜 銀座》昭和9(1934)年
・小林清親《本町通夜雪》明治13(1880)年
・吉田博《日本アルプス十二題の内 穂高山》大正15(1926)年
※すべて公益財団法人平木浮世絵財団蔵
■イベント
日時:7月5日(木)11:00~(約30分)ギャラリー・トーク
講師:森山悦乃氏(公益財団法人平木浮世絵財団 学芸員)
日時:7月8日(日)11:30~/14:00~(各回約30分)ギャラリー・トーク
講師:渡邊章一郎氏(渡邊木版美術画舗 代表取締役)
※マイクを使用し、会場内を移動しながら解説いたします。
※事前申し込み不要。ご参加は無料ですが、美術館入館券は必要です。
※混雑した場合は、入館制限をさせていただく場合がございます。
※イベント内容が変更、または中止となる場合がございます。予めご了承ください。
★お得な!特別先行チケット★
前売券+ポストカード1枚付
■販売期間:2018年5月18日(金)~6月3日(日)
■料金(税込):一般600円/高・大学生400円/小・中学生200円
■販売場所:美術館「えき」KYOTOチケット窓口のみ
※ポストカードは前売券ご購入時にチケットとお渡しします。
※高校生以上の学生のお客さまは学生証のご提示をお願いします。学生証がない場合は一般料金となります。
開催期間 | 2018年7月5日(木)~2018年8月1日(水) |
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時間 | 午前10時~午後8時(※入場は閉場30分前まで) |
休館日 | 会期中無休 |
会場 | 美術館「えき」KYOTO(JR京都駅すぐ・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接) 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 |
ホームページ | http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_1808.html |
料金 | 一般800(600)円、高・大学生600(400)円、小・中学生400(200)円 ()内は前売および「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまの料金。 前売券は5月18日(金)~7月4日(水)まで発売。販売場所:美術館「えき」KYOTOチケット窓口(休館日を除く)、チケットぴあ(Pコード769-015)、ローソンチケット(Lコード53721)など。 |
お問い合わせ | ジェイアール京都伊勢丹 075-352-1111(大代表) |
主催/後援など | 主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞、公益財団法人平木浮世絵財団 協力:渡邊木版美術画廊 企画協力:㈱アートワン |