開催期間:2022年1月4日(火)~2022年1月24日(月)
伝説のアートディレクターであり、デザイナーでありながらも、絵本作家として幾多の作品を残した堀内誠一。2022年、生誕90年を迎えることを記念してその画業全般を回顧する展覧会を開催します。
【展覧会概要】
1932年、東京に生まれた堀内誠一は、若い頃より時代をリードするアートディレクターとして活躍し、「anan」「BRUTUS」「Olive」「たくさんのふしぎ」など、よく知られた雑誌のロゴや、本の装丁、ポスターのデザインなど多彩な仕事を展開しました。その一方で、1958年に初めての絵本「くろうまブランキー」を世に出して以来、「ぐるんぱのようちえん」や「たろうのおでかけ」「こすずめのぼうけん」など数多くの人気絵本を生み出します。「絵本作家の道こそ運命が決めた本命」と本人が語ったように、その54年の人生は、絵を描くことと共にありました。
本展では、初公開となる10代の時に描いた油絵作品などを出発点に、絵本の原画、デザインにおける作画、雑誌のためのカットなども多数公開。戦後、激動する社会の中で、「絵」というヴィジュアルが持つ力を、広告やデザイン、イラストなどさまざまな分野で発揮させた堀内誠一の、ときに愛らしく、時に鋭くアヴァンギャルドな「絵の世界」をどうぞお楽しみください。
【堀内誠一(ほりうち・せいいち)プロフィール】
1932年、東京に生まれる。デザイナー、アートディレクター、絵本作家。雑誌作りにおけるエディトリアルデザインの先駆者であり、「anan」創刊時には、ロゴ、表紙、ページネーションなどを手がける。海外取材を実施するなど、ヴィジュアル系雑誌の可能性を大きく広げた。「あかずきん」「雪わたり」「くるみわり人形」など、20代半ばより生涯にわたり60冊をこえる絵本を世に出し、挿絵も数多く描く。1973年から81年にかけてパリに暮らし、世界を巡り、旅先の風景や地図を描き雑誌で発表するなど、多彩な表現に意欲的に取り組む。1987年逝去。享年54歳。
【主な展示作品】
『ぐるんぱのようちえん』1965年 福音館書店 ©Seiichi Horiuchi
『ぐるんぱのようちえん』1965年 福音館書店 ©Seiichi Horiuchi
『こすずめのぼうけん』(部分)1976年 福音館書店 ©Seiichi Horiuchi
『たろうのおでかけ』1963年 福音館書店 ©Seiichi Horiuchi
『ロボット・カミイ』1970年 福音館書店 ©Seiichi Horiuchi
☆★☆★☆2021年12月30日付京都新聞朝刊に掲載された特集紙面はコチラでもご覧いただけます!!
開催期間 | 2022年1月4日(火)~2022年1月24日(月) |
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時間 | 午前10時~午後8時 ※最終日は午後5時まで ※入場は閉場30分前まで |
休館日 | 会期中無休 |
会場 | 大丸ミュージアム京都(大丸京都店6階) |
ホームページ | https://dmdepart.jp/museum/kyoto/horiuchiseiichi/?_ga=2.26576573.1648446781.1638784222-1212310899.1626334622 |
料金 | 一般・大学生 1,000円(800円)、中高生800円(600円)、小学生以下無料 ※( )内は前売料金および大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸・松坂屋アプリ会員のサファイアランク、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員証をお持ちの方のご優待料金です。 ※小学生以下の単独入場はできません。必ず保護者の方同伴でご入場ください。保護者(18歳以上)の同伴がない場合、入場をお断りする場合がございます。 ※前売券はセブンチケット(http://7ticket.jp)にて2022年1月3日(月)まで販売。当日券についても1月4日(火)→24日(月)正午までセブンチケットでも販売いたします。 |
お問い合わせ | 大丸京都店 TEL (075)211-8111 |
主催/後援など | 主催:京都新聞 特別協力:堀内事務所 協力:福音館書店 企画協力:アートキッチン |
備考 | 【新型コロナウイルス感染症拡大防止対策について】 本展運営にあたっては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から必要な対策を以下のとおり講じてまいります。ご来場の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。また、ご来場のお客様には、マスクのご着用をご協力願います。 |