開催期間:2017年7月1日(土)~2017年9月18日(月)
1947年、ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアによって「写真家自身によってその権利と自由を守り、主張すること」を目的として写真家集団・マグナムは結成されました。以後、マグナムは20世紀写真史に大きな足跡を残す多くの写真家を輩出し、世界最高の写真家集団として今も常に地球規模で新しい写真表現を発信し続けています。
本展は、2014年12月にパリ市庁舎で開催され、大きな反響を呼んだ展覧会の海外巡回展として企画。マグナム・フォト設立70周年にあたり、60万点に及ぶ所属写真家の作品の中から、パリをテーマにした作品約130点あまりを選び展観するものです。
芸術の都・パリは多くの歴史的事件の舞台でもあり、かつ、写真術発明以来、常に「写真の首都」でもありました。20世紀の激動を最前線で見つめ続け、現代においても現在進行形の歴史をとらえ続けるマグナムの写真家たちが提示する豊穣なイメージは、都市とそこに生きる人々の歴史にとどまらず、写真表現の豊かさをも我々に提示してくれると同時に、世界を発見する驚きに満ちた写真家たちの視線を追体験させてくれます。
<出品作家>
ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、デビッド・シーモア、フィリップ・ハルスマン、ハーバート・リスト、エリオット・アーウィット、バート・グリン、エリック・レッシング、インゲ・モラス、マルク・リブー、ウェイン・ミラー、ルネ・ブリ、ブルース・デビッドソン、ニコラ・ティコミロフ、セルジオ・ラレイン、ブルーノ・バルベイ、レオナード・フリード、ジョセフ・クーデルカ、リチャード・カルバー、ギィ・ル=ケレック、レイモン・ドゥパルドン、マルティーヌ・フランク、アバス、ジャン・ゴーミー、ハリー・グリエール、パトリック・ザックマン、マーティン・パー、ゲオルギィ・ピンカソフ、アレックス・マヨーリ、クリストファー・アンダーソン 他
●関連イベント
①講演会「マグナム70年の歩み」
講師:小川潤子氏(マグナム・フォト東京支社)
日時:7月1日(土)10:30~12:00
場所:3階フィルムシアター(定員160名[先着順])
参加料:無料(ただし、本展覧会入場券[半券可]が必要) 終了しました
②トークイベント
「記録と表現」
講師:平間 至氏(写真家)
日時:8月11日(金・祝) 10:30~12:00
場所:3階フィルムシアター(定員160名[先着順])
参加料:無料(ただし、本展覧会入場券[半券可]が必要)終了しました
③コンサート「フランス6人組、エリック・サティーロマン派音楽から印象主義音楽、そして新古典主義へ」
日時:8月12日(土) 開場13:30~ 開演14:00~
場所:別館ホール(定員:200名[先着順])
参加料:無料(ただし、本展覧会入場券[半券可])が必要)
出演者:京都市立芸術大学音楽学部学生
fi=小林千晶、Ob=葛城裕也、Cl=岡本昇大、Hr=斉藤日菜子、Fg=高島翔大、Pf=濱田千幸
協力 京都市立芸術大学キャリアデザインセンター
終了しました
④夏休みフィルムワークショップ「フィルム写真入門 やってみよう現像とプリント」
日時:8月19日(土) 10:00~16:30
場所:別館2階講義室(定員12~15名[先着順])
対象:小学校5年生から
参加料:1,000円(このほか本展覧会入場券[半券可]が必要)
企画協力:花中舎伊藤組 終了しました
※①、②、③、④の申込方法(参加者1名ごとにお申込みください)
往復はがきに住所、氏名(返信面にも)、電話番号、希望イベント名・番号を記入し、京都文化博物館「パリ・マグナム写真展関連イベント」係へ。
または、京都文化博物館ホームページ「特別展イベント申込フォーム」から申込み。→https://www.bunpaku.or.jp/exhi_special/form/
○ギャラリートーク
日時:7月14日(金)18:00~
会場:パリ・マグナム展会場内
※30分程度、展示室内にて行います。※事前申込不要 当日の入場者に限ります。 終了しました
●ホテル日航プリンセス京都 × パリ・マグナム写真展
「パリ・マグナム写真展」開催期間中、「カフェ&ダイニング アンバーコート」ではパリを感じる夏フェアを開催。
「鉄板焼 豊園」では「デュヴァル・ルロワ・ブリュット・キュヴェ・パリNV」シャンパンが楽しめます。
詳しくはコチラ→https://www.princess-kyoto.co.jp/event/29853
●この夏公開の、写真家を追った2本のドキュメンタリー映画にも注目!! 終了しました
・7月 8日(土)~ パリが愛した写真家ロベール・ドアノー〈永遠の3秒〉
・7月15日(土)~ Don't Blink ロバート・フランクの写した時代
詳細は京都シネマまで 電話075-353-4723
http://www.kyotocinema.jp/
『パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー<永遠の3秒>』
©2016/Day For Productions/ARTE France/INA ©Atelier Robert Doisneau
『Don’t Blink ロバート・フランクの写した時代』©2016 Chic Films - La Petite Reine Production - M6 Films - Wild Bunch
●同時開催
「近代京都へのまなざし―写真にみる都の姿ー」
期間:2017年7月1日(土)~9月18日(月・祝)
会場:3階総合展示室
内容:京都府所蔵のコレクションを中心に、明治から昭和にかけての京都の街や人々を写した写真を展示。
近代化の歩みの中で、京都という都市に人々がどのような眼差しを注いできたか、写真とそこに写る被写体に関係する資料を合わせてご覧いただき、文化と歴史の都としての京都の姿を明らかにします。
★パリ・マグナム展のチケットでご覧いただくことができます。
写真で観る「パリ」と「京都」を、ぜひご一緒にお楽しみください。
開催期間 | 2017年7月1日(土)~2017年9月18日(月) |
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時間 | 午前10時~午後6時、ただし毎週金曜日は19:30まで (入場はそれぞれ閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、ただし7月24日(月)は臨時開館 |
会場 | 京都文化博物館 京都市中京区三条高倉 |
ホームページ | http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/paris_magnum/ |
料金 | 一般1,000円(800円) 高大生600円(400円) 小中生300円(300円) ※ ( )内は前売料金及び20人以上の団体料金 |
お問い合わせ | 京都文化博物館 (電話:075-222-0888) |
主催/後援など | 主催:京都府、京都文化博物館、京都新聞 特別協力:マグナム・フォト 後援: アンスティチュ・フランセ関西、(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都 企画制作:株式会社コンタクト |