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開催期間:2017年10月14日(土)~2017年11月26日(日)

◆終了◆ ミュシャ展 ~運命の女たち~

◆終了◆ ミュシャ展 ~運命の女たち~

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍し、アール・ヌーヴォーの代表的な芸術家として知られるアルフォンス・ミュシャの展覧会を開催します。本展は、ミュシャの初恋、あるいは人生の転機となったサラ・ベルナールとの出会いを始め、その生涯を彩った運命の女性たちに焦点をあてミュシャ芸術を紹介します。ミュシャの生まれ故郷であるチェコ在住の医師ズデニュク・チマル博士の祖父母から3代に亘るコレクションに限り、リトグラフのポスター、装飾パネル、さらには水彩画、素描画など、約150点を展覧いたします。


現在のチェコ共和国モラヴィア地方の小さな町イヴァンチッツェに生まれ。ウィーンの舞台装置工房で働きながら、夜間にデッサンを学び、1887年にはパリのアカデミー・ジュリアンで最後の歴史画家と言われたジャン=ポール・ローランスに学ぶ。1894年の年末に、舞台女優サラ・ベルナールの公演ポスター「ジスモンダ」をデザインしたことで、1895年にサラ・ベルナールと契約を結び、彼女のためのポスターや衣装、ジュエリー、ヘアスタイルから舞台装置まで手掛け、一躍大人気画家となる。1900年、パリ万国博覧会で活躍、アール・ヌーヴォーの旗手としての地位を不動のものにする。

商業的成功を収めたミュシャは、1910年に故国チェコに帰郷。20点から成る連載《スラブ叙事詩》の制作に着手。スメタナの組曲《わが祖国》にインスパイアーされたと言われ、完成に17年を費やした。(1928年プラハでの展覧会で全20点を公開)。この時期、チェコへの愛国心を喚起する多くの作品群やプラハ市庁舎の装飾を手がけ、1918年、チェコスロバキア共和国成立にあたっては、新国家のため無償で紙幣、切手、国章などのデザインを引き受けた。1939年春、ドイツ軍がチェコスロバキアを占領した時、「国民の愛国心を刺激する」として捕えられ激しい尋問を受けます。釈放されるが、7月14日プラハで死去。享年79歳であった。


開催期間2017年10月14日(土)~2017年11月26日(日)
時間午前10時~午後8時(入館は閉館30分前まで)
休館日なし
会場 美術館「えき」KYOTO
JR京都駅下車すぐ・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
ホームページhttp://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/
料金一般900円(700円)、高・大学生700円(500円)、小・中学生500円(300円)
※かっこ内は前売り料金(販売期間:8月19日(土)~10月13日(金))
販売場所:京都新聞文化センター、美術館「えき」KYOTOチケット窓口(休館日を除く、10月9日まで)、チケットぴあ(Pコード768‐485)、ローソンチケット(Lコード52664)など。
お問い合わせジェイアール京都伊勢丹
電話:075-352-1111(大代表)
主催/後援など主催:美術館「えき」KYOTO、MBS、京都新聞